2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K10568
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Research Institution | Health Science University |
Principal Investigator |
山田 真衣 健康科学大学, 看護学部, 准教授 (20588470)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
住吉 智子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50293238)
坪川 麻樹子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 講師 (10567431) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 服薬アドヒアランス / 服薬支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、生涯にわたる適切な服薬継続を支援するためのアドヒアランス支援ツールの開発である。 生涯にわたる適切な服薬継続は、てんかん患者が社会で高い QOL を維持する上で重要な事項である。そのためにも発症時期からの服薬遵守、つまり服薬アドヒアランス支援は不可欠である。しかし、小児期のてんかん患児に対する服薬支援方略は保護者中心である。よって、てんかん児の自立支援には、保護者の認識と行動を含めた包括的な支援を行うことが必要である。てんかん発作の抑制とコントロールに向けた支援の第一歩として、てんかんと診断された子どもの親の服薬支援管理能力を見極め、その状況に合わせた自立への支援方法を計画していくことが必要となる。 そこで2022年度は、てんかん児の保護者を対象とした服薬支援管理能力を明らかにすることを目的とし、米国の研究者が開発した尺度を尺度翻訳指針に基づき日本語版に翻訳し、日本語版尺度を作成することとした。現段階においては、尺度翻訳指針に則り研究途中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究課題の進捗状況は、遅れていると考えている。 昨年度、COVID-19感染拡大に伴い、研究内容の見直しを行い、研究目的に合わせた研究方法の立て直しを行った。倫理審査委員会への提示や、尺度開発者との打ち合わせなどの準備に時間を要した。しかし、着実に研究を進めているため、研究の遅れは挽回できると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の推進方策としては、てんかん児の保護者の服薬支援能力について特徴と実際を明らかにしていくため、量的横断研究を実施していく。 データ収集の時期は決定しているため、今年度はデータが集まり次第、結果の分析を実施し考察をしていく。
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Causes of Carryover |
当初案では、海外で開催される学会に参加する予定であったが、COVID-19により海外渡航ができず、オンライン出席となった。また、対面でのデータ収集予定であったが、研究方法の変更もあり、旅費等の使用額が予定使用額を大きく下回った。 質的研究から量的研究へと研究手法を変更したため、旅費等の予定資金を人件費等に活用し、当初の目的を達成すべく遂行していく。
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