2020 Fiscal Year Research-status Report
Construction of mentor system with cognitive-behavioral therapy for The Reduction of Nurse Burnout and Turnover
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19K10729
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Research Institution | Hyogo University |
Principal Investigator |
大植 崇 兵庫大学, 看護学部, 講師 (80607789)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護師 / バーンアウト / 離職の意思 / 認知行動療法 / メンター制度 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、認知行動療法に基づくスタッフトレーニングを実施し、認知行動療法の教育をする。【対象】研究対象は、急性期病院に勤務する5年目から15年目の中堅看護師50名を対象とした。また、コントロール群に看護学生80名を対象とした。2) リクルート方法対象となる病院の看護師において,関西圏内に位置する看護師が多く集まる急性期病院から無作為に抽出し,研究協力の依頼を行った.そこで,同意が得られた病院にて,対象病院主催の看護師を対象とした研修会に赴き,その場で臨床経験年数5年目以上の中堅看護師に研究参加の依頼を行った.また,看護系大学の大学生は,関西に位置する看護系大学の大学生を対象に,講義終了後の休み時間を利用し,研究協力の依頼を行った。その結果、中堅看護師を対象に看護師のバーンアウトと離職の意思低減に向けた認知行動療法によるスタッフトレーニングプログラムの効果が検証された。また、スタッフトレーニングは、バーンアウトの低減とコミュニケーション能力の向上に効果があることが分かった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナの影響で、データ収集に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、メンティを対象とした介入プログラムを作成し、効果を検討する。
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Causes of Carryover |
今年度は、新型コロナの影響で、出張がすべてオンラインンになったことが影響している。ワクチンが効果を示したら、現地に出かけて研究活動を実施したい。
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