2023 Fiscal Year Research-status Report
ジェネラリストナースのノンテクニカルスキルの評価指標の開発と組織支援の検討
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19K10738
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
井本 英津子 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (00813768)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 さゆり 宮城大学, 看護学群, 教授 (50463774)
渡辺 みどり 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (60293479)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ノンテクニカルスキル / 看護師 / 尺度開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ジェネラリストナースのノンテクイカルスキルを主観的に評価する指標の開発し、ジェネラリストナースがいきいきと働ける組織的人材育成の方策を検討することを目的とする。 看護師のノンテクニカルスキルに関する文献検討から、7つの構成要素(チームワーク、コミュニケーション、リーダーシップ、状況認識、意思決定、タスク管理、ストレスおよび疲労)が示された。しかし、先行研究数が限定されていること、文献検討で示された各項目は、尺度原案を作成するほど具体的な看護師のノンテクニカルスキルを示す内容ではなかった。そのため、実際の現場に即した項目案を作成するため、文献から示された看護師のノンテクニカルスキルの構成要素を参考に、インタビュー調査を実施した。 今年度は、昨年度から継続して、200床以上の病院に勤務する熟練看護師14名を対象にインタビュー調査を実施した。その結果、看護師のノンテクニカルスキルの構成要素と整合する87項目の「看護師のノンテクニカルスキル尺度」項目案を作成した。さらに、専門家により尺度項目案の内容妥当性および表面妥当性を確認し、80項目の「看護師のノンテクニカルスキル尺度」原案を作成した。 次に「看護師のノンテクニカルスキル尺度」原案を用いて、全国の200床以上の病院に勤務する1335名の病棟看護師を対象に無記名式の質問紙調査を実施した。そのうち、475名に再テストを実施した。現在、質問紙調査を回収中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度、看護師のノンテクニカルスキル尺度の開発を目指していたが、インタビュー調査の分析に時間を要したため、予定より遅れている。現在、質問紙調査の回収を実施している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、看護師のノンテクニカルスキル尺度の開発に向けて、質問紙調査を回収中である。 質問紙調査の回収が終了後、尺度開発を目指し①尺度項目の精選、②探索的因子分析による構成概念の検討、③確証的因子分析による構成概念妥当性の確認、④併存妥当性および信頼性の検討を予定している。
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Causes of Carryover |
現在、質問紙調査を実施中であるため、郵送代とデーター入力を業者へ依頼するための使用額に差が生じた。今後は、質問紙調査の郵送代、データの入力代金、分析ソフトの購入に使用する予定である。
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