2021 Fiscal Year Research-status Report
輸入感染症の脅威にさらされている沖縄県在住大学生の危機意識の実態と支援体制の構築
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19K10744
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
西田 涼子 名桜大学, 健康科学部, 助教 (40557295)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉井 なおみ 名桜大学, 健康科学部, 教授 (80326511)
木村 安貴 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (90812917)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 輸入感染症 / 麻疹ウイルス / 大学生 / 予防接種 / 支援体制 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、沖縄県在住の大学生における輸入感染症に対する認識と予防行動の実態を明らかにすることである。また、沖縄県在住の大学生に効果的な教育や支援体制の構築が目的である。A大学生の麻疹予防接種に関する必要性の認識と関連要因について調査した結果は、予防接種効果の有用性と抗体検査の必要性、抗体価検査結果の理解を教育する必要性が示唆された。2年前から新型コロナウイルス感染症拡大が継続している状況に対して、感染対策と支援体制が行われている。現在の状況について整理し、輸入感染症に関する文献検討にとどまった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大が継続しているため、予定していた他施設への研究依頼と調査方法を実施することは、感染リスクをふまえた結果、困難であった。本研究の質問紙内容を見直し、施設への依頼や調査方法について見直していくにとどまった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症が発症して2年経過し、感染対策の方法やオンラインを用いた交流が多くなった。また、新型コロナウイルス感染症により、新しい生活様式が継続している状況である。本研究の質問紙内容を見直し、施設への依頼や調査の方法について感染対策をとった上で研究介入を進めていく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症拡大の継続により、研究の進捗に大きな遅延があったため次年度の使用額に変更が生じた。オンライン環境の活用をふまえた物品購入を検討し、新型コロナウイルス感染が終息または移動の緩和が出てきた場合に、旅費や人件費を計画的に執行できる。
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