2019 Fiscal Year Research-status Report
ICE model approach of "deep learning" of nursing science by blend type learning
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19K10760
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
佐藤 亜紀 産業医科大学, 産業保健学部, 講師 (80435130)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永松 有紀 産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (20389472)
白石 祈枝 産業医科大学, 産業保健学部, 助教 (90847576)
淺田 義和 自治医科大学, 医学部, 講師 (10582588)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ブレンド型学習 / e-ラーニング / 学習分析 / より深い学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,看護学教育におけるオンライン学習と対面型学習を取り込んだブレンド型学習 の学習効果を,学習分析(ラーニング・アナリティクス)によって検証し,その結果から, 看護学教育における「より深い学習」をICEアプローチの視点で考察し,最適な学習システ ムのモデル構築を目指している.2019年度研究成果は主に3つである.1つは,これまでに実践したブレンド型学習において,得られていた学生の主観的データを分析し,「第32回日本看護福祉学会学術大会」で報告した(承認番号270114号).2つ目は,実施計画として,現状のe-ラーニングコンテンツの内容を見直し,学生のe-ラーニングでの学習活動が残るように,コンテンツを細分化し,分析により適した活動レポートが記録できるようにコンテンツ作成を行い,学生に授業を行った.その学習データを収集し,今後分析しやすいように整理し,研究分担者とデータの妥当性について検討した.3つ目は分析方法および研究方法についての情報収集である.使用予定の質的分析ソフトの使用方法、研究活用に関するワークショップに参加し,バージョンアップしたことにより、分析可能なデータ、またその取り扱いについて研修を受けた.また,日本看護学教育学会が企画する教育実践研究研修に参加し,看護教育の実践をどのように研究として論文化するかを,教育学の専門家のメンターのフォローを受けながら進めている.本年度,研究実施計画にあるe-ラーニングコンテンツの見直し,e-ラーニングコンテンツの作詞,および成果報告において,ほぼ計画通りに実施している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究実施計画の通り進行しており,これまでの研究成果として学会報告している.また,研究分担者間のディスカッションだけでなく,教育学の専門家と意見交換する機会を積極的に得ていることで,より信頼性の高い分析ができる環境を整えることができた.
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度のデータを分析するために,まずは倫理申請を行う.その後,整理したデータを研究分担者間で共有し,分析に用いるすべてのデータの整理と,研究実施計画にあるそれぞれの分担部分の分析を行う.また,教育学の専門家によるメンターフォローをうけつつ,9月開催の日本教育学学会において,途中経過の報告を行うことが決定している.また,論文化を進める.
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Causes of Carryover |
本年度,新型コロナウィルス感染症により,出席予定であった学会参加できず,同時に研究分担者の対面会議開催予定も中止となった.また,データ入力(学生手書きレポートのデータ化)について倫理申請が遅れており,依頼ができていない.とって,データ入力費としていた予算が繰越となった.本年度,倫理審査後に依頼する.また,実施できなかった研究分担者会議を開催する予定である.
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