2022 Fiscal Year Research-status Report
看護系大学が示すべき「高校生の自己特性と看護とのマッチングに有効な要素」の明確化
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19K10766
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
大塚 敏子 椙山女学園大学, 看護学部, 教授 (80515768)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坪見 利香 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (40452180)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護大学 / 高校生 / マッチング / 自己特性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は本研究の第1段階である「看護大学調査」のうち、「ポリシー調査」(全看護系大学を対象に、各大学のホームページ等からアドミッションポリシー・カリキュラムポリシー・ディプロマポリシーを把握し、看護系大学の進路選択支援の実態として看護学生に求める資質、看護学生の学修生活、看護職の職務等に関する情報発信等を明らかにする)を開始した。なお本調査は、2020年10月に保健師助産師看護師学校養成所指定規則が改正されたため2022年度から改正カリキュラムが適用されることに伴い、ポリシーも見直されることが想定されたため見送っていたものである。2022年度は看護系大学292課程、短期大学14課程のうち150課程の調査を終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年10月に保健師助産師看護師学校養成所指定規則が改正されたため2022年度から改正カリキュラムが適用されることに伴い、ポリシーも見直されることが想定されたため見送っていたため。
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Strategy for Future Research Activity |
ポリシー調査の結果分析を踏まえ、2023年度は看護系大学調査を実施する。ポリシー調査に時間がかかっていることが課題であり、今年度はアルバイト雇用を行い収集を早急に終えるようにする。 ポリシー調査の分析では、看護大学がアドミッションポリシーで高校生に発信している看護学生としての資質についてテキストマイニングの手法を用いて明らかにする。 続く看護系大学調査では、ポリシー調査(アドミッションポリシー)から明らかになった、看護系大学が入学者に望む資質をふまえ、大学がどのような手段・内容で高校生や保護者、高等学校にそれを発信しているのか、また大学がどのように、高校生の自己特性と進学先のマッチングを支援しているのかを明らかにする。 本研究はコロナ感染症や指定規則の改正により予定よりかなり遅れているため、今年度研究機関の延長を申請したいと考えている。
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Causes of Carryover |
予定していた看護系大学調査が延期となっているため、調査に伴う費用が未使用となっている。2023年度は調査前のデータ集中のスピードを上げるためのアルバイト雇用を行い調査を実施する。また調査に伴う諸費用を支出予定である。
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