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2022 Fiscal Year Research-status Report

看護実践能力の向上に向けた技術習得過程のモデル化と教育プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 19K10783
Research InstitutionTeikyo Heisei University

Principal Investigator

河合 桃代  帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 准教授 (30746772)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 茂野 香おる  淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (00208612)
山口 みのり  静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (00369480)
殿城 友紀  日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 講師 (60440252)
内山 孝子  東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (80781624)
大宮 裕子  目白大学, 看護学部, 教授 (90604611)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords技術習得 / 看護実践能力 / 技術教育 / ワークショップ / 追跡調査
Outline of Annual Research Achievements

看護技術を授業で学び始める看護系大学2年生が新人看護師になるまでの4年間の縦断調査である。看護技術を学習する機会の場であるワークショップ(以下WS)開催は大学2年~4年生まで実施した。2022年度は新人看護師になっており、WSの開催はしなかったが、対面での集まりを実施した。
新人看護師として働き始めて少し落ち着いた頃を見越し、8月頃から、インタビュー調査をオンラインにて実施した。Covid-19の影響から、新人看護師が所属している施設の状況も踏まえてオンラインで実施とした。インタビューは半構成的面接法とし、1人1回60分程とし、了承を得て音声を録音した。新人看護師として働いて感じていること、ケアしながらWSを思い出すことがあるのか等について尋ねた。新人看護師は、ケアをしながらWSの参加経験をいかしていたことなどが見えてきた。
また、新人看護師の希望もあり、年度末の3月に、今までWSに参加経験のあるメンバーで対面の集まりを実施し、最後にグループインタビューを実施した。集まりでは、看護技術を紹介し、体験してもらった。グループインタビューでは、WSで学んだことがいまいかせていることや、困りごと、看護師として2年目になる目前で感じていることなどを共有した。
第42回日本看護科学学会学術集会(2022年12月)にて、演題「大学横断型ワークショップによる看護学生の変容プロセス;認知症の方へのコミュニケーション技術を焦点に」では、大学横断型ワークショップの任意参加により、事象を多角的な視点で捉えて解釈を広げる学生の変容プロセスが見出されたことを発表した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

Covid-19の影響もありインタビューはオンラインで実施したが、2022年3月の年度末には、感染対策も考慮しながら対面での集まりを実施できた。

Strategy for Future Research Activity

2023年度は、今までのデータとして、本ワークショップ(WS)に参加した大学2年生~新人看護師までのプロセスの分析を進めてまとめていく予定である。

Causes of Carryover

Covid-19による影響で、新人看護師を対象にしたWSは開催せず、個人へのオンラインインタビューに切り替え、年度末に対面の集まりを実施したため使用額が生じた。2023年度は、データ分析に必要な物品の購入や、会議がオンライン開催に伴う必要物品の購入やインターネット環境を整えることに費用を当てていく予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 大学横断型ワークショップによる看護学生の変容プロセス;認知症 の方へのコミュニケーション技術を焦点に2022

    • Author(s)
      河合 桃代, 大宮 裕子, 内山 孝子, 茂野 香おる, 殿城 友紀, 山口 みのり
    • Organizer
      第42回日本看護科学学会学術集会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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