2022 Fiscal Year Research-status Report
看護管理者の倫理的リーダーシップの構造と有効性の検討
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19K10789
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
早瀬 良 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (90571927)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 千晴 人間環境大学, 看護学部, 教授 (20434574)
加藤 由美 人間環境大学, 看護学部, 講師 (00849549)
杉浦 仁美 近畿大学, 経営学部, 講師 (10761843)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 倫理的リーダーシップ / 看護倫理 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は研究2で作成した看護管理者の倫理的リーダーシップの有効性を明らかにすること目的とした機縁法による質問紙調査を実施した。東海地方の地域医療支援病院1施設に勤務する看護師503名に対し、郵送法による質問紙調査を実施した。調査期間は2022年11月である。主な質問内容は1)直属の看護管理者に対する評価 ①倫理的リーダーシップ尺度(10項目:Yukl (2010)のEthical Leadership Questionnaireを翻訳、一部文言を修正し使用)②倫理的行動(15項目:大出(2020)の看護師の倫理的行動尺度を看護管理者用に一部文言を修正し使用)等である。 結果、272名(女性258名、男性14名、均臨床経験年数12.9年)のから有効回答を得た(回収率60.4%)。研究2の結果と同様に倫理的リーダーシップについて、十分な信頼性が示され、また看護管理者の倫理的行動等との関連の強さから、基準関連妥当性が示されたと考えられる。その他の指標との関連について現在分析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症による影響で、最終年度として計画していた海外の学会での成果発表ができなかったため、当初計画より遅れてしまっている。
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Strategy for Future Research Activity |
データ分析を順次行い、学会発表や学術論文での成果発表を行っていく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症により、参加予定であった学会や研究会への参加ができなかったためである。今年度の学会等で発表をしていく計画である。
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Research Products
(2 results)