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2019 Fiscal Year Research-status Report

意識障害患者における皮膚温を指標とした快適な足浴温度の設定

Research Project

Project/Area Number 19K10815
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

佐竹 澄子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40459243)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 務台 理惠子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (50737327)
木村 直史  東京慈恵会医科大学, 医学部, 客員教授 (80138742)
高塚 綾子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (90535692)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords足浴 / 足浴温度
Outline of Annual Research Achievements

2019年度は、研究1として足浴方法の文献検討を行った。過去15年の国内外の文献について、「足浴」「Footbath]をKey Wordに、医中誌Web、Pub Medにて検索した。原著論文、査読ありの文献とし、足浴の方法の中でも温湯について明記されており、快の刺激を目的として研究された文献を選択した。その結果、国内文献40件、海外文献26件が抽出され内容を検討した。足浴の方法に関する研究は、温湯だけでなく他のケアを併用した研究が多くみられた。主に、アロマセラピーやハンドマッサージ、足浴器によるバブルバスとの比較であった。また、測定する指標としては、自律神経活動などの生体反応と主観的な反応をみる心理尺度を併用していた。今後、研究2に進むにあたって、温湯の方法を検討していくことから、他のケアとの比較や温湯以外の要素が入っているものは除外し、測定指標については、何らかの心理的、生理的尺度で心地よさ(不安、気分、ストレスなど)を測定指標としている文献に絞ることとした。英文献は国内文献に比べて少なく、温湯につかるという文化も関連していることが予測された。これらの文献も国内文献と同様の条件でまとめることとした。現在、文献検討の結果をまとめる段階に入っており、関連する学会に発表する予定である。
今年度は研究2として、健常者における皮膚温・深部体温と自律神経活動を指標とした足浴の快適温度設定を予定しており、文献検討の内容を踏まえて、研究計画書の作成及びプレテストの実施を予定している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

文献検討のまとめを4月以降に行うことにしている。しかし、4月以降、新型コロナウィルス感染症対策のため、予定外の業務が増えており、停滞している状況にある。また、今後のプレテストについては、対面、接触による実施となるため、社会情勢を見極めた上で実施計画と立ってていくこととする。

Strategy for Future Research Activity

現在、途中となっている文献検討のまとめを早急に行い、学会発表に向けて準備する。
文献検討の結果を踏まえ、研究2の研究計画書を作成する。研究2は、健常者を対象に皮膚温、深部体温と自律神経活動を指標とした快適温度の設定を目的に行う。足浴方法の厳密な設定をするとともに、プレテストを実施し介入条件の設定を行う。
なお、プレテストも含めて直接、対象者と触れる介入となるため、現在の社会情勢を踏まえた上で、感染対策をとりながら実施の方向を検討することとする。足浴温度は、外気温との関連も影響することから、実施する時期についても検討したうえで研究計画を行っていく。

Causes of Carryover

当初予定してた学会出張が無くなったこと、資料整理等は研究メンバーで実施が可能であったため残額が生じた。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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