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2020 Fiscal Year Research-status Report

看護学生のコミュニケーション教育に及ぼす体験活動とフォーカシングの有効性の検証

Research Project

Project/Area Number 19K10825
Research InstitutionIshikawa Prefectural Nursing University

Principal Investigator

武山 雅志  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50381695)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 曽根 志穂  石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (30381700)
金谷 雅代 (東雅代)  石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (80457887)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords防災キャンプ / フォーカシング / ソロキャンプ / 新型コロナウイルス
Outline of Annual Research Achievements

研究実施計画では2020年度は研究参加学生を募集して防災キャンプを実施する予定であった。しかしながら新型コロナウイルス感染拡大の影響により、想定していたような一つのテントに何人かが泊まるという形での体験活動が実施できない状況に陥った。そのため新たに少人数用のテントと道具を購入した上で、実施可能性を探った。具体的にはMOODLE上に「防災キャンプ」のコースを設定し、学生が繰り返し見ることで防災キャンプのスキルについて学ぶ動画4本(「停電への対応」「食糧を確保する」「眠りへの備え」「泊まるための備え」)を作成した。またフォーカシングを実施するマニュアルの作成を行った。
以上のような準備を進めた上で興味のある学生を対象にZOOMによる説明会を実施した。興味を示した学生は29名と多かったものの、感染防止を考慮してソロキャンプの形をとるためか防災キャンプに参加希望を表明した学生は5名だけに留まった。
新型コロナウイルス感染の影響と予定していたのとは違った形での準備に時間がかかったため実施時期が10月にずれ込んだ。自粛ムードの中、土日にキャンプ場利用者が殺到したため利用予約が難しかったこと、熊の出没による山のキャンプ場を避けたこと、台風の接近などが重なり学生3名とのデイキャンプを1回するだけに留まった。ただデイキャンプの最後にフォーカシングを実施することもでき、本番に向けたシュミレーションという形をとることはできた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一つのテントに数名で宿泊する形での体験活動を実施することが困難になっている。デイキャンプという形も検討したが、非日常的な体験を十分な形で行うことができないため、研究目的を達成できないと考えている。またソロキャンプという形も試みてみたが女子大学生がほとんどという看護大学では、参加希望者が少なくなってしまうという可能性が高いと考えられる。

Strategy for Future Research Activity

新型コロナウイルス感染拡大状況を見極めながら、デイキャンプとソロキャンプを組み合わせながら実施できないか模索していきたい。

Causes of Carryover

次年度使用額が生じた理由は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、研究計画どおりに実施できなかったため、防災キャンプを実施するための交通費や学会等による研究関連情報の収集が十分にできなかったことによる。
新型コロナウイルス感染拡大の収束に併せて、できる限り研究計画に沿った形での研究実施を行いたいと考える。

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Published: 2021-12-27  

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