2021 Fiscal Year Research-status Report
看護学生のコミュニケーション教育に及ぼす体験活動とフォーカシングの有効性の検証
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19K10825
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Research Institution | Ishikawa Prefectural Nursing University |
Principal Investigator |
武山 雅志 石川県立看護大学, 看護学部, 名誉教授 (50381695)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
曽根 志穂 金城大学, 看護学部, 講師 (30381700)
金谷 雅代 (東雅代) 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80457887)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 研究実施可能性 / 新型コロナ |
Outline of Annual Research Achievements |
研究初年度である令和元年度には防災キャンプに必要な物品を整え、その8月に防災キャンプを試行した。 2年目にあたる令和2年度には試行において気づいた問題点を踏まえて、事前教材として動画プログラムを作成するとともに、フォーカシング体験のためのマニュアルを作成した。それとともに新型コロナの影響下でも実施可能な形を模索し、個別テント等を追加購入し準備を整えた。しかし新型コロナの影響が長引き、日々の大学生活にも行動制限の多く、大学構内の人数を減らす目的で対面とオンラインでの授業を各週交替する形となった。そのためサークル活動も停止し令和元年度までの活動は止まってしまった。そのような状況下でも、本研究への参加を募ったものの、新型コロナへの感染リスクを懸念してか学生の反応は非常に悪く数名の学生を対象として試行の形でデイキャンプを実施するのが精一杯だった。 令和3年度は令和2年度以上に新型コロナの影響が県下全域に拡大し、新型コロナまん延防止等重点措置が9月初めまで続いた。そのため研究参加者を募ったものの、後期授業開始を目の前にして応募してくれる学生はなかった。そのため研究期間を延長し、令和4年度に新型コロナの影響がある程度残っている状況の下でも研究実施が可能な形を模索した。その結果、新型コロナへの感染を懸念する学生にとって不安を少しでも減らすことが求められており、研究開始当初に予定していた参加学生数を大幅に減らし、少人数で大学構内で実施する形を中心に積み重ねていく方法を検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナの感染拡大が収まらないため、参加学生を募集しても思うように集まらない。
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Strategy for Future Research Activity |
研究実績の概要にも記載したが、新型コロナの影響がある程度残っている状況下でも実施可能な形を検討する必要があると考えている。臨地実習を控えた学生にとって新型コロナに感染することは卒業延期にもつながる可能性がある。そのようなことを考慮すると、新型コロナに感染する不安を少しでも減らすことが研究参加の前提条件になる。そのために研究開始当初に予定していた参加学生数を大幅に減らし、少人数で大学構内で実施する形を中心にして行うことを予定している。
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Causes of Carryover |
新型コロナの影響により県内にまん延防止等特別措置が発令され、研究実施が困難だった。そのため研究期間を延長し、次年度には新型コロナの影響が残った状況でも実施できるように、研究開始当初に予定していた参加学生数を減らし大学構内を中心に実施できるような内容にして行うことを予定している。
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