2020 Fiscal Year Research-status Report
臨床看護師のフォロワーシップの概念に関する探索的研究
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19K10828
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
吉田 和美 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 准教授 (90461342)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯島 佐知子 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (80389890)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | フォロワーシップ / リーダーシップ / 臨床看護師 / チームワーク / 継続教育 / 尺度開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に計画したインタビュー調査を実施した。対象者18名(経験年数6-11年の臨床看護師)にインタビューを実施し,臨床看護師のフォロワーシップとして40サブカテゴリ,10カテゴリを抽出した。上記の結果は,学会でポスター発表として公表した。調査結果で得られた看護師のフォロワーシップ行動をアイテムとして整理し、先行研究と比較検討しながら,第2段階の調査に向けて,質問紙を作成している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前年度と同様,新型コロナウイルス感染症下における研究フィールドへの影響に考慮し,調査を進めた。
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Strategy for Future Research Activity |
フォロワーシップ尺度(案)を作成する。尺度(案)は、病院の教育担当の看護管理者と、大学院教員、大学院生での一致確認の2回の見識者によるチェックを行い、一致率の低い項目の削除をして項目の整理を行う。項目整理を終えた尺度案は、5年目以上の臨床看護師数名への思考調査と聞き取り調査により、更にチェックを受ける。これにより臨床看護師のフォロワーシップ尺度試作版の確定とし、プレテストを実施する。プレテストで項目と表現の修正をおこない、最終的には、臨床看護師のフォロワーシップ尺度原案とする。 臨床看護師のフォロワーシップ尺度原案を用いて、全国の臨床看護師を対象とした質問紙調査を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
前年度の研究計画が遅延したため、第2段階として実施する質問紙調査費用は次年度に持ち越しとなった。
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Research Products
(1 results)