2020 Fiscal Year Research-status Report
Research on practical ability of nursing activity in flight nurse.
Project/Area Number |
19K10877
|
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
作田 裕美 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70363108)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂口 桃子 滋賀医科大学, 医学部, 客員教授 (40290481)
秋山 智 広島国際大学, 看護学部, 教授 (50284401)
村川 由加理 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (20457930) [Withdrawn]
藤原 由記子 鳥取大学, 医学部, 講師 (20457336)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | フライトナース / デルファイ法 / コンピテンシー |
Outline of Annual Research Achievements |
フライトナースのコンピテンシーを明らかにすることは,客観的評価基準の設定が可能となり任用・育成・評価の公平性や透明性をもたらす.また,成果を出せるフライトナース人材が見える化されるため,フライトナース個人のモチベーション向上や自己啓発に開かれるものと考える. フライトナースの職務と,高い成果を上げるフライトナースの行動特性を明らかにし,フライトナースのコンピテンシーの特徴を検討することを目的に,未来を予測するコンセンサス・メソッドの一つであるデルファイ法を用いた. 日本看護協会ホームページで氏名と所属が公開されている救急看護認定看護師1096名を対象に質問紙調査(フライトナースが果たすべき職務について70項目,高い成果を上げるフライトナースの行動特性について96項目)を3回行った. 高い成果を上げるフライトナースの行動特性は,フライトナースが果たすべき職務に対応して発揮されており,高い程度で同意を得た行動特性はフライトナースの特徴的なコンピテンシーであることが示唆された.今後は,今回見いだされた結果を洗練させフライトナースのコンピテンシー尺度を開発し,信頼性と妥当性を実証的に確認する. 研究結果については,公表に向けて投稿準備中である.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2年目の研究計画に沿って研究活動を実施し,現在投稿準備中である.
|
Strategy for Future Research Activity |
当初の予定通り,今後尺度開発に入る.
|
Causes of Carryover |
COVID-19感染拡大により調査協力数が減少し調査費用が予定額より少なくなったため. 翌年度分の助成金と合わせて尺度開発調査にかける費用とする.
|