2021 Fiscal Year Research-status Report
咽喉頭癌放射線治療後のモバイルアプリケーションによる音声リハビリテーションの効果
Project/Area Number |
19K10902
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
對東 真帆子 広島大学, 病院看護部, 看護師 (90813288)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 仁 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40311419)
濱本 隆夫 広島大学, 医系科学研究科(医), 助教 (70448249)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 咽喉頭がん / 音声機能 / モバイルアプリケーション / 音声リハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
咽喉頭癌放射線治療後の音声リハビリテーションに関する系統的レビューを基に、咽喉頭がん放射線治療後の音声リハビリテーションモバイルアプリケーションの開発を行った。試用期間を経て2020年から対象者に使用を開始した。COVID-19の流行の影響により予定期間を延長した現在も対象者の組み入れを行っている。対象者の組み入れは、2022年5月に完了する予定で、追跡期間の終えるとともに解析を開始する予定である。また、2021年度から頭頚部がん患者のセルフマネジメントの系統的レビューを開始し、対象文献の抽出を実施している。本レビューを実施することにより、頭頚部がん患者の音声リハビリテーションを含むセルフマネジメントの現状が明らかとなり、今後発展的な介入を検討することが可能となる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大に伴う通常診療の制限から計画的な研究遂行に遅れが生じた。そのため患者リクルートに影響し研究費の使用が予定から変更となった。また、モバイルアプリケーションを使用しているデバイスが社会情勢により、アプリケーションのアップデートが困難となったことからデバイスの変更が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
対象者のリクルートを進めアプリケーションを使用した音声リハビリテーションを実施し、集積したデータからデバイスアプリケーションによる効果を検討する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染拡大に伴う通常診療の制限から計画的な研究遂行に遅れが生じた。そのため患者リクルートに影響し研究費の使用が予定から変更となった。また、モバイルアプリケーションを使用しているデバイスが社会情勢により、アプリケーションのアップデトが困難となったことからデバイスの変更が生じた。 次年度の費用は、アプリケーションの保守点検、データーの公開や研究発表に要する費用を支出する予定である。
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