2019 Fiscal Year Research-status Report
地域包括ケアに対応する精神障がい者の家族の家族レジリエンスを促す支援モデルの開発
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19K10986
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Research Institution | Ehime Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
中平 洋子 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (70270056)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田井 雅子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (50381413)
土岐 弘美 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (40314926)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 家族レジリエンス / 精神障がい者 / 家族 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、今後構築が進む“精神障害にも対応した地域包括ケアシステム”の中で、看護師が地域で精神障がい者を支援している他の専門職と連携しながら精神障がい者の家族の家族レジリエンスを促す支援モデルを開発することである。 2019年度は、精神障がい者の家族を地域で支援している他の専門職がどのような支援を行っているか、またその際の課題や看護師への期待を明らかにすることを目指していた。 地域における家族支援や地域包括ケアに関する文献検討を行い、研究倫理審査の申請準備を進めつつ、研究協力の依頼可能な施設を探した。 新型コロナウイルス(COVID-19)による感染症の発生により、このような環境下でも実施可能なデータ収集方法の検討が必要となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データ収集方法の再検討、研究協力依頼を行いたいと考えている施設との話し合いが必要となった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力依頼を行いたいと考えている施設の状況・希望も聞きながら、新型コロナウイルス(COVID-19)による感染を防ぎつつ実施可能なデータ収集方法を再検討する。 web会議システムの利用が必要となった場合には、通信環境を整える等の準備を行いデータ収集に着手する予定である。
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Causes of Carryover |
当該年度に予定していた施設への研究協力依頼や対象者へのインタビューが行えなかったため、次年度使用額が生じた。 今後、施設への協力依頼と対象者へのインタビューを実施する。感染拡大状況によっては、対面でのインタビューが困難になることが考えられる。そのため、web会議システム等も検討し、必要となる環境整備の費用に充てる予定である。
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