2022 Fiscal Year Research-status Report
思春期発症1型糖尿病患者の病気の受容のプロセスと関連要因に関する研究
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19K11040
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
沖本 克子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (20309652)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
網野 裕子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (00405482)
レンデンマン 美智子 医療創生大学, 看護学部, 教授 (10807720)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 思春期1型糖尿病 / 病気の受容 |
Outline of Annual Research Achievements |
乳幼児期に1型糖尿病を発症した患者に比べ、思春期に1型糖尿病を発症した患者の多くは、病気の受容が困難であることが指摘されている。病気の受容ができないと、良好な血糖コントロールが得られず、20歳代で合併症が発症するリスクが高まる。しかし、思春期発症1型糖尿病患者はいつどのように病気を受容していくのか、さらにどのような要因が病気の受容に関連しているのかについて明らかではない。そこで、本研究は、思春期発症1型糖尿病患者の病気のプロセスとその関連要因について明らかにすることを目的とする。 目的を達成するために、インタビュー調査とアンケート調査を計画したが、新型コロナ禍により、計画通りに調査を実施できなかった。 2022年度も新型コロナ禍のためインタビュー調査を見合わせ、2021年に引き続きアンケート調査の内容や依頼施設等について再検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
アンケート依頼施設の選定と、アンケート内容の検討に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
思春期1型糖尿病患者の病気の受容に関連する要因を明らかにするために、アンケート調査を実施する。
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Causes of Carryover |
新型コロナ禍による研究の遅れのために、次年度使用額が生じた。 2023年度は、アンケート調査を実施し、その成果を学会等にて発表する予定である。
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