2022 Fiscal Year Annual Research Report
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19K11065
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| Research Institution | Fukui Prefectural University |
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Principal Investigator |
東 知宏 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (90582908)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 手洗い / 幼児 / 手洗い教育 / 児童福祉施設 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2019年度に認定こども園4施設において、年長児（5～6歳）を対象とした手洗い教育の効果を調査したところ、手洗い教育後にはすべての調査施設で手洗い手技の実施率が上昇したものの、手洗い教育1か月後には3施設において手洗い手技の実施率が手洗い教育前と同程度まで低下していた。
この調査結果を基に、2021年度には認定こども園4施設で手洗い教育を担当する保育教諭の協力を得て、手洗い教育の内容および教育方法について検討を行った。検討の結果、手洗い教育時に個別指導を取り入れ、すべての園児が手洗い教育時に正しい手洗いを確実に実施してみることが重要であると判断した。協力を得た4施設において検討した手洗い教育を実施し、2019年度と同様の調査を行ったところ、手洗い教育後、手洗い教育1か月後ともに手洗い手技の実施率が向上していた。しかし、母指の洗浄の実施率は2019年度と同様に低下している施設が多かったため、手洗い時に洗い忘れやすい部位として注意を促す必要性があることが確認された。
2022年度には、これまでの調査結果をまとめ、手洗い教育方法についてのリーフレットを作成した。リーフレットはこれまでの調査で協力をいただいた保育教諭の助言を得ながら作成した。作成したリーフレットは、福井県健康福祉部児童家庭課の協力を得て、福井県内全域の児童福祉施設に配付した。今後は福井県内にとどまらず、学会発表と論文投稿を通じて国内に研究成果を公表するとともに、リーフレットを希望に応じては配付していく予定である。
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Research Products
(1 results)
