2022 Fiscal Year Annual Research Report
母親の養育態度と養育環境の子どもの成長発達への影響及び虐待予防プログラムの実装
Project/Area Number |
19K11084
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
水田 明子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50515830)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾島 俊之 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50275674)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 養育大度 / 母子保健 / 虐待 |
Outline of Annual Research Achievements |
COVID-19のパンデミックにより東京神奈川千葉埼玉に緊急事態宣言の出されていた2021年3月に、小学1年生、3年生、6年生の子どもを持つ保護者を対象として、全国調査をオンラインで実施した。保護者の主観的健康感と子どもとの対話・信頼関係、子どものゲーム時間などのコントロール、子どもの朝食摂取状況との関連は、保護者の主観的健康状態を、よい・まあよい・ふつう(良好群)と、あまりよくない・よくない(不良群)の2値に区分し、χ二乗検定行った。保護者の主観的健康状態と子どものゲームをする時間、睡眠時間との関連については、一元配置分散分析を行った。 「親子の間の対話があり、互いに相手を信頼している」に、「どちらかといえばそう思わない・そう思わない」と答えた割合は、保護者の主観的健康の良好群4.3%に対し不良群11.7%(p<0.001)、「ゲームをする時間などをコントロールできる」に「いいえ」と答えた割合は、良好群28.7%に対し不良群43.6%(p<0.001)、子どもの朝食欠食がある割合は良好群11.4%に対し不良群17.2%(p=0.032)で有意に多かった。保護者の主観的健康状態がよくないほど、ゲームをする時間長く、(p = 0.044)有意な関連がみられた。 小学生の保護者の主観的健康感は子どもとの対話と信頼関係、子どものゲーム時間などのコントロールやゲームの時間、朝食の欠食に関連があることが明らかにして、第81回日本公衆衛生学会で発表した。現在、論文の執筆中である。
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Research Products
(1 results)