2021 Fiscal Year Research-status Report
在宅療養生活支援窓口としての小児外来におけるアドヒアランス向上を目指す看護の検討
Project/Area Number |
19K11105
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
益守 かづき 久留米大学, 医学部, 教授 (20238918)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤好 貴子 久留米大学, 医学部, 講師 (20645353)
水落 裕美 久留米大学, 医学部, 助教 (70610583)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | アドヒアランス / 説明 / 子ども / 家族 |
Outline of Annual Research Achievements |
アドヒアランスのためには、医師や看護師からの説明をどのように理解し、子どもや家族の状況を見極め、子どもにとって有用な効果をもたらすためのかかわりを選択する必要がある。そこで、2021年度は、外来通院している子どもの親(400名)を対象に、子どもへのプリパレーションに関する親の意識や医療機関への期待に関するアンケート調査を行った。データ結果は、2022年3月に回収したので、現在分析に取り組み始めたところである。 対象者の概要は、父親231名(57.8%)、母親169名(42.3%)であった。親の平均年齢41.82歳、父親30歳代57名(14.3%)、40歳代130名(32.5%)、母親30歳代(75名(18.8%)、40歳代(73名(18.3%)であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
在宅療養生活を送る上で、子どもや家族が療養行動に関する理解や状況を考慮しての判断などが不可欠であると考える。現在は、子どもや家族の理解や判断する上での知識や情報を医療従事者よりどのように得ているのかについて実態調査を行い、分析しているところである。2022年度は、その分析結果を受け、更にアドヒアランスに向けての家族の取り組みについて調査を進めていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、2021年度に回収した調査結果を分析する。その結果を参考に、さらにアドヒアランスに向けての家族の取り組みについて調査を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
実態調査をリサーチ会社に依頼した。納品予定が3月末となり、実際に納品を確認したのが4月であったため、令和4年度分として請求することとなった。
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