2021 Fiscal Year Research-status Report
公衆衛生看護におけるアドボカシーおよび関連要因の明確化に関する研究
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19K11115
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
鳩野 洋子 九州大学, 医学研究院, 教授 (20260268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 浩子 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (40468822)
嶋津 多恵子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 教授 (80184521)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | アドボカシー / 保健師 / 行政 / コミュニティ |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、昨年度エキスバートに対して個別インタビュー調査を実施した結果により修正した項目について、項目の内容妥当性の調査を実施した。 9名の対象に対して、自記式の質問紙調査を依頼した。対象者は保健師教育の教科書においてアドボカシー部分を執筆している者、また実務者は実践現場の保健師を対象読者として想定して出版されている雑誌に倫理やアドボカシーに関わる活動の論述をしている保健師とした。32項目について4段階で妥当性に回答してもらった。Content Validity Index(CVI)の算出方法に従いCVIを算出した。 7名から回答があった。Item Content Validity Index(I-CVI)は0.43~1で23項目は妥当性支持の基準を満たしたが、9項目は支持されなかった。Scale Content Validity Index(S-CVI)は0.83であった。支持されたなかったもののうちの4項目は、項目の中に政治家やメディアへの働きかけを記載している項目で、その他は対象者の状況を一般市民へ伝えるという内容のもの、対象者のために活動するNGOやコミュニティグループに関するものがそれぞれ1項目づつ、他の3項目は表現の不明確さが私的された。表現以外の項目に関して不適切と判断された理由は、例えば政治家を相手にするなどは、行政として中立を守る立場に反するというものであった。 不適格とされた項目のうち、例えば政治家やメディアへの働きかけは海外の文献では重要項目とされており、日本特有の状況であると考えられた。 以上のことから、CVIが基準に満たなかった項目について、再度研究班内で修正を行い、本調査に向けた準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度、本調査実施までには至らなかった。新型コロナの感染拡大により、実践現場のエキスパートに承諾を得ることが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
本調査の実施に向けて倫理審査委員会に提出し、承認が得られている。新年度のすぐの調査は回収率に問題を生じると考えられるため、引継ぎその他が落ち着いた6月早々に本調査を実施する予定である。、
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、実践現場の方の協力を得ることが困難であったため、調査の実施が困難であった。本調査を2022年度に実施予定であり、その調査に使用する。
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Research Products
(1 results)