2019 Fiscal Year Research-status Report
高齢者向け住まいにおける慢性血液透析患者の生活を想定した居住環境整備の指針づくり
Project/Area Number |
19K11163
|
Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
清水 詩子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (10401762)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯野 由香利 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (40212477)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 高齢者施設 / 環境調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、高齢者施設および併設の透析施設の環境調査を3回(夏季、秋季、冬季)実施した。温・湿度および照度の測定は、T and D社 TR-74Uiを使用し、高齢者施設の入所者の居室(透析10名、非透析9名)と共用部分12か所、廊下7箇所で実施した。透析室では、同様の測定を、新棟8箇所、旧棟6箇所で実施した。環境に関する聞き取り調査は、居室の温・湿度および照度の測定を依頼した高齢者施設の入所者(透析10名、非透析9名)、高齢者施設の介護士の責任者1名および看護職1名、透析施設の看護責任者1名に実施した。 現在、季節ごとの温・湿度および照度のデータ分析を実施しているところである。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
高齢者施設の居室および共有部分等、透析施設の温・湿度および照度の測定を3回(夏季・秋季・冬季)実施したため。
|
Strategy for Future Research Activity |
現在、梅雨季の測定について交渉中である、COVID-19の影響で実施の確約は得られていない。今まで収集したデータの分析をすすめる。
|
Causes of Carryover |
2020年度は、梅雨季もしくは盛夏季の測定を行うための消耗品費を要する。データ入力、データの保管に関わる費用、成果発表のための学会参加費・旅費、論文投稿費、文献費が必要である。
|