2021 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の特性を考慮した下肢リンパ浮腫を軽減する継続可能な手技の開発
Project/Area Number |
19K11182
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
赤澤 千春 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (70324689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺口 佐與子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 准教授 (30434674)
森本 喜代美 園田学園女子大学, 人間健康学部, 教授 (90616046)
塗 隆志 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (40445995)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | リンパ浮腫 / 線維化 / 高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は筋力低下、握力低下や注意力・集中力低下しつつある高齢下肢リンパ浮腫患者に対して,高齢者でも簡単にできるドレナージと低握力でも履けるストッキングを用いた圧迫療法の開発である。 今回考案したドレナージ法はステージⅡ期のリンパ浮腫を発症している高齢患者の腓腹筋への用手微振動と腓腹筋を上下にゆする方法で、その効果を検証するものである2020年度に引き続き、2021年度も新型コロナウイルス感染症の影響で新規の高齢のリンパ浮腫患者のリクルートが困難となった。附属病院でのリンパ浮腫外来でも高齢でステージⅡb~Ⅲの患者が来院せず、他施設でも施設自体に入ることを断られる状況であった。そのような状況下で研究対象が確保できず、次年度まで延長することとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響でがリンパ浮腫外来を受診する高齢者でなおかつステージⅡb以上の患者をリクルートするのが困難であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度に入り、新型コロナウイルス感染症の状況の変化からリンパ浮腫外来でも受診する高齢患者も増えてきており、研究対象者の確保に努めることとする。また、他施設でも立ち入りを解除するところも増えてきているので積極的にデータ収集に努めることとする。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響で十分なデータ収集をすることが困難であっため期間を延長し、次年度に使用することとした。 次年度も、引き続き研究対象者を募り、介入研究を進めることとする。そのために、研究対象者への謝金、研究補助者の雇用、データ収集のための交通費、データ収集のための弾性着衣費、英語論文作成、学会発表参加費に使用する予定である。
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