2022 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の特性を考慮した下肢リンパ浮腫を軽減する継続可能な手技の開発
Project/Area Number |
19K11182
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
赤澤 千春 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (70324689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺口 佐與子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 准教授 (30434674)
森本 喜代美 園田学園女子大学, 人間健康学部, 教授 (90616046)
塗 隆志 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (40445995)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | リンパ浮腫 / 線維化 / 高齢者 / 腓腹筋振動 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度も新型コロナウイルス感染症の影響で新規来院のリンパ浮腫患者数が少なく、そのため対象とする患者が少なく、十分な研究データを得ることが困難であった。また、他施設へ行ってのデータ収集も許可を得ることが難しく、結果として2022年度は2例のみのデータ取得となった。結果は対象は70代、80代の女性でステージⅡbであった。振動継続時間は両方60秒で、回数は50~60回であった。体組成の前後の変化は2名ともなし。下腿の硬化部位の超音波測定では2名とも振動後で敷石状態ではあるが間隙が生じていた。2023年度は新型コロナウイルス感染症の影響も減ると考えられるのため、さらなるデータ数を得ることができると考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度も新型コロナウイルス感染症の影響で新規来院のリンパ浮腫患者数が少なく、そのため対象とする患者が少なく、十分な研究データを得ることが困難であった。また、他施設へ行ってのデータ収集も許可を得ることが難しく、結果として2022年度は2例のみのデータ取得となった
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は新型コロナウイルス感染症も5類になるため、外来に来る患者も増えると考えられることと、他施設でのデータ収集も可能と考える。近隣の他施設に積極的に研究依頼を申し込む予定である。
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Causes of Carryover |
コロナウイルス感染症の影響でデータ収集が十分できなかった。2023年度はコロナウイルス感染症も落ち着くと考えられるのでデータ収集を行う。対象者への謝礼、貸与の予定の弾性着衣、データ収集の研究補助者等への支出予定である。間に合えば英文論文にする予定であるので翻訳代として支出予定である。
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