2023 Fiscal Year Research-status Report
子育て世代のがんサバイバーのコミュニティ・エンパワメントモデル開発
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19K11193
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
中山 貴美子 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (70324944)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳩野 洋子 九州大学, 医学研究院, 教授 (20260268)
合田 加代子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (20353146)
田垣 正晋 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 教授 (30347512)
草野 恵美子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (70346419)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | エンパワメント / がんサバイバー / 母親 / 乳幼児 |
Outline of Annual Research Achievements |
2024年2月24日と25日に開催された第38回日本がん看護学会学術集会に参加し、研究に関する情報収集を行った。親である患者が、まず一番に医療的支援を必要としている存在であり、親である患者は、子どものことを考えられる「時」なのか、見極めながら支援をすることが必要である。がん患者は、気持ちの揺れがあり、子どもと病気や治療について話すタイミングをみることが必要である。子どもにがんを伝える場合は、子どもの認知機能の発達段階を考慮する。4から6歳の幼児期は、自己中心性が強く、自分の考えや行動を周囲で起こる物事の原因と結びつけやすく、最も誤解を招きやすい時期である。7から11歳の児童期は、第三者的視点の理解ができ、論理的思考能力がついてくる。社会性や協調性を学び始める時期である。12から17歳の思春期は、親に感情をみせず、会話も少ない。自立していたいと感じる欲求と、サポートされて安心感を与えられたい欲求の葛藤がある。アイデンティティーを獲得していく時期である。子どもの気持ちのサポートは、「あなたは何も悪くない」「あなたにも必ず出来ることがある」「あなたの生活が一番大事」「あなたの感じるどんな気持ちも大事」というメッセージが重要である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
他の研究の実施に追われ、当該研究に時間を用いることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度となるため、研究のまとめを行う。
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Causes of Carryover |
研究計画通りに研究が進行しなかったため、次年度使用額が発生した。使用計画は、研究の実施のための雇用費や物品費等に用いる。
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