2019 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K11199
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
榎倉 朋美 横浜市立大学, 医学部, 助教 (20826763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
叶谷 由佳 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80313253)
土肥 眞奈 (菅野) 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (50721081)
佐々木 晶世 横浜市立大学, 医学部, 講師 (90538018)
丸山 幸恵 横浜市立大学, 医学部, 講師 (50550696)
柏崎 郁子 東京女子医科大学, 看護学部, 助教 (90826702)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 訪問看護師 / 看護実践能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、訪問看護師の看護実践能力(以下、訪看の実践能力)尺度を開発することである。内容として、訪看の実践能力の概念分析を行う。訪問看護師(以下、訪看)と訪看に関わる多職種にインタビューを実施し、訪看の実践能力尺度のアイテムプールを作成する。このアイテムプールから、訪看の実践能力尺度案を作成し、プレテストを実施する。訪看の実践能力尺度案を精選後、全国の訪看を対象に訪看の実践能力尺度案を調査し、同時に既存の看護実践能力尺度を用いて基準関連妥当性、内的一貫性、構成概念妥当性を検証する。訪問看護師の看護実践能力尺度を完成する。 看護職の看護実践能力の概念分析に関する先行研究はある。しかし、訪看は療養者の生活・環境・疾患を包括的に捉え、多職種とのマネジメントや単独での的確な判断や看護実践を求められる。そのため、訪看の実践能力は他方あるのではないかと過程し、2019年度は、訪看の実践能力の概念分析を行っている。その過程から、訪看だけでなく連携する職種からインタビューする必要性があると考え、多職種よりみた訪看の実践能力に関連する先行研究を再度検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初の計画で2019年度は、訪看の実践能力尺度案を作成後、プレテストを行う予定であった。しかし、訪看の実践能力の概念分析を行い、インタビューを行う必要があると考え、2019年度はこれを中心に行った。 現在までの進捗状況は、訪看の実践能力の概念分析を行い、訪看とこれに関連する職種にもインタビュー調査を行うための準備を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、訪看の実践能力の概念分析、訪看と関連する職種へインタビュー調査を行い、訪看の実践能力尺度のアイテムプールを作成する。次に、訪看の実践能力尺度案を作成し、プレテストを実施後、全国の訪看を対象に訪看の実践能力尺度案を調査し、同時に既存の看護実践能力尺度を用いて基準関連妥当性、内的一貫性、構成概念妥当性を検証する。訪問看護師の看護実践能力尺度を完成する。
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Causes of Carryover |
2019年度インタビュー調査を終了する予定であったが、研究進捗が遅れたため使用額との差が生じている。2020年度はインタビュー調査を実施するために計画的に使用したい。
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