2021 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の誤嚥を予防するための表情筋に注目した「笑活朗読モデル」の開発
Project/Area Number |
19K11204
|
Research Institution | Josai International University |
Principal Investigator |
井上 映子 城西国際大学, 看護学部, 教授 (80194059)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川久保 悦子 城西国際大学, 看護学部, 准教授 (30614698)
齋藤 やよい 城西国際大学, 看護学部, 教授 (40242200)
和野 千枝子 城西国際大学, 看護学部, 教授 (90461839)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 嚥下機能 / 表情筋 / 発話 / 高齢者 / 誤嚥予防 / FACS / RSST |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、コロナ禍のため予定の研究が行えず、2022年度に延期した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために新規データが収集できず、また、組織運営業務遂行に時間を要したために、研究が遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
先の研究より「昔語り」は気分向上効果があり、「昔語り」は表情筋の活動と嚥下機能は負の関係がみられ、一方「昔語り」は、表情筋の活動と嚥下機能に正の関係が見られた。これらから、今後は、「昔語り」の言葉の抽出、内容分析により、昔語りのエッセンスを明らかにし、高齢者の誤嚥予防のために摂食・嚥下関与する表情筋を活用した「笑活朗読モデル」を考案し、効果検証することが課題である。
|
Causes of Carryover |
2021年度は、コロナ禍の影響と組織運営業務に時間を費やしたために予定の研究を遂行することができなかった。2022年度において、「昔語り」の質分析と「笑活朗読モデル」の効果検証に助成金を使用する。
|