2023 Fiscal Year Research-status Report
嚥下機能評価のための血中および唾液中サブスタンスP濃度の基準値の検討
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19K11255
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Research Institution | Oita University of Nursing and Health Sciences |
Principal Investigator |
秦 さと子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (10443897)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 血中サブスタンスP / 嚥下機能 / 予備能 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度の結果から嚥下状態との関連は、唾液中SP濃度より、血中SP濃度の方が反映している可能性が考えられた。そのため、嚥下状態における血中SP濃度の妥当性の検討を目的に、嚥下障害あり群と嚥下障害なし群で血液SP濃度を比較することを計画し準備していた。しかし、COVID-19の影響から、2023年度も病院や高齢者施設内への立ち入り規制、医療需要の増大に伴う医療従事者の厳しい労働スケジュール等から施設内職員への研究協力は難しく、新規のデータ収集はできなかった。人との関り減少や行動制限下においては、嚥下機能の低下が潜在的に進行している可能性があることから、嚥下機能の客観的指標となり得る本研究成果が期待される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響から、病院や高齢者施設内への立ち入り規制、医療需要の増大に伴う医療従事者の厳しい労働スケジュール等から施設内職員への研究協力は難しく、新規のデータ収集はできなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
嚥下機能低下が顕著に出現していない世代として20~25歳代、加齢の影響を受けやすい世代として75歳以降の各年齢層の男女20人程度ずつを対象に血中サブスタンスP、唾液中サブスタンスP濃度と嚥下反射潜時との関連を検討し、血中/唾液中SP濃度から嚥下反射機能に関する予備能の予測について検討する。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響から、病院や高齢者施設内への立ち入り規制、医療需要の増大に伴う医療従事者の厳しい労働スケジュール等から施設内職員への研究協力は難しく、実施が困難であった。そのため、予算を繰り越し2023年度に実施予定であった内容を2024年度に実施する。
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