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2020 Fiscal Year Research-status Report

舌苔を有する高齢者に対した効果的で心地よい舌苔除去方法の検証

Research Project

Project/Area Number 19K11265
Research InstitutionAino University

Principal Investigator

米澤 知恵  藍野大学, 医療保健学部, 講師 (20723042)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本多 容子  藍野大学, 医療保健学部, 教授 (40390166)
河原 史倫  藍野大学, 医療保健学部, 助教 (50803144) [Withdrawn]
堀 智子  藍野大学, 医療保健学部, 講師 (30772800)
道重 文子  大阪医科大学, 看護学部, 教授 (00274267) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords舌苔 / 舌苔除去 / 口腔乾燥 / 保湿 / 口腔ケア / 高齢者
Outline of Annual Research Achievements

2019年度に実施にした実験データを用いて、乾燥した舌苔を浸軟させる効果的な方法を検討した。保湿成分としてトレハロースを配合した口腔ケア用ジェルが保湿成分としてベタインとヒアルロン酸Naを配合した口腔ケア用スプレーよりも有意に舌苔除去率が高かった。また、保湿成分としてトレハロースを配合した口腔ケア用ジェルの方が、保湿成分としてマコンブエキス、ベタイン、リピジュアを配合した口腔ケア用スプレーよりも舌苔除去率が高い傾向であった。保湿成分としてトレハロースを配合した口腔ケア用ジェルと同じく保湿成分としてトレハロースを配合した口腔ケア用スプレーの舌苔除去率には有意差が見られなかった。これらのことから、舌苔を浸軟させる方法としては、スプレータイプよりはジェルタイプの方が効果が高い可能性、トレハロースを配合しているものが舌苔を浸軟させる効果が高い可能性が考えられた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2020年度は、擦過圧力と擦過回数を統一し、2種類の舌清掃道具を用いて健康高齢者に舌ケアを行い、その効果を比較検討する予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症の発生状況を見ながら実施時期を検討したが、予測しづらく実施ができなかった。

Strategy for Future Research Activity

2021年度は、2020年度に実施を見送った第2段階の研究に着手する予定である。擦過圧力と擦過回数を統一し、2種類の舌清掃道具を用いて健康高齢者に舌ケアを行い、その効果を比較検討する。本研究の対象者は高齢者であるため、新型コロナウイルスのワクチン接種状況により実施時期を決め、十分な感染防御策を講じて実施する予定である。

Causes of Carryover

2020年度に予定していた実験ができなかったため、次年度使用額が生じている。
2021年度は、新型コロナウイルス感染症に対する感染予防策を講じるために必要な費用に使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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