2019 Fiscal Year Research-status Report
リハビリテーション患者の心機能評価と運動昇圧反射に基づいた運動負荷量の検討
Project/Area Number |
19K11343
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
山内 克哉 浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (40377750)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 運動昇圧反射 / 心機能評価 / リハビリテーション運動強度 |
Outline of Annual Research Achievements |
リハビリテーション患者の心機能評価と運動昇圧反射に基づいた運動負荷量の検討
高齢化が進行する中で、サルコペニアやフレイルが注目されている。体重減少・筋力低下・疲労・歩行速度の低下・身体活動の低下というフレイルの症状が進行することでADLや機能低下に陥り、老化の進行が加速し健康寿命短縮へとつながる。加齢に伴いリスクは増加し、疾患を患っている入院患者は尚更顕著に現れる。そこで入院中の患者に対するリハビリテーションの重要性が理解され、より早期からのリハビリテーション介入がなされている。急性期病院だけでなく回復期病院やその後の生活期においても同様である。脳卒中患者では、運動の低下が脳卒中再発の危険性も上昇させていると考えられている。単純に運動をしなさいといっても、どの程度の運動がいいのかは各人によって違ってくる。そこで、リハビリテーション施行患者の心機能を評価して、運動昇圧反射を正しく評価することが大切になってくる。 昨年度は、運動時の昇圧反射を観察するための、検査機器の設備や前準備、研究環境の整備を行っている。連続血圧計を購入し、運動時の連続血圧を観察できるように調整した。同時に、MemCalcでの圧受容器反射測定の為の機材購入や検査の妥当性を検証している。 リハビリテーション施行患者の心機能評価を行うことに対しては、NT-proBNPなどで評価しし事前のチェックを行っている。リハビリテーション期間中の筋力、10m歩行、血圧、心拍数、ADL評価は継続して観察を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
機器の整備や準備などに時間を要している。 連続血圧計を購入し、圧受容器反射の測定を行い、プレ実験を試行している。 現状は、スタッフでプレ実験を行っている段階。 連続血圧測定や圧受容器反射の測定で、ノイズがのっており、ノイズ除去に苦慮している。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は、研究環境を整え、リハビリテーション施行前後での運動昇圧反射を測定する方針としている。
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Causes of Carryover |
物品購入を行い測定環境を整えたが、研究内容の学会発表などは施行していなくて、次年度以降での発表や論文作成の予定となっている。
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