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2020 Fiscal Year Research-status Report

柔道選手における皮膚真菌症の罹患状況と感染拡大の背景因子の究明

Research Project

Project/Area Number 19K11499
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

廣瀬 伸良  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50189883)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywordsトンスランス感染症 / 頭部ブラシ検査 / 培養と同定 / 頭部陽性者 / 感染症拡大の背景因子 / 質問紙調査
Outline of Annual Research Achievements

コロナ過で遅れていた東京学生柔道連盟傘下の大学生柔道選手に対し、トリコフィトントンスランスブラシ感染症の説明会および頭部ブラシ検査(検査希望者約800名)を実施した。現在、菌培養および同定機関において検査中である。また、過去20年に渡ったトンスランス感染症啓発活動にかかわらず、未だ散発中の同感染症について、過去(高校時代)と現在(大学在学中)での知識、状況、予防方策の実施、考え方などの質問紙調査を実施した。調査はグーグルフォームを使用して行い、個人が匿名化される方法で実施した。
例年の調査で突出して感染者が1年生に多いことから、高校時代の感染症拡大の背景因子があるものと予想している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

昨年度始めに実施するはずであった検査がコロナ過で対象者が各大学柔道部で活動できていなかったため、研究進捗状況が芳しくなかった。この期間を利用して背景因子の質問紙調査内容を作成し実施した。

Strategy for Future Research Activity

5月中にブラシ検査の結果が判明するとともに、質問紙調査による感染拡大の背景因子が明らかになる予定である。
この結果を踏まえて、今後のトンスランス感染症の予防方策の課題を見つけ出し、対策を講じるチラシやパンフレットを作成、各世代の競技現場に還元する予定である。

Causes of Carryover

当初、経費として予算化していた培養と同定の検査費用が、検査機関が持つ他の費用で賄えたこと、また、予定されていた検査実施や学会への旅費交通費についてもコロナ禍でオンラインで実施したことなどが理由となる。
また、トンスランスパンフレット作成と質問紙用紙の作成をグーグルフォームで実施したため、そのための経費の執行が叶わなかった。
今後は研究結果を反映したパンフレットやリーフ作成を計画している。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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