2021 Fiscal Year Research-status Report
Psychoneuroendocrinological examination on the effect of Autogenic Training intervention for the stress of athletes
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19K11511
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Research Institution | Osaka University of Health and Sport Sciences |
Principal Investigator |
菅生 貴之 大阪体育大学, 体育学部, 教授 (60360731)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | コルチゾール / 高強度運動 / 慢性ストレス / 競技者 / 精神神経内分泌免疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度の研究実績としては、学会等での成果公表の機会が限定されてしまい、昨年度採取したデータの内容について学会における専門家による精査が困難な状況下にあったが、データ処理方法と分析内容について精査を進め、論文投稿を目指すこととした。論文化にあたっては研究者間で議論を行い、また同時に適した投稿誌を検索して、投稿作業を進めて行った。また、英文の作成に当たっては専門業者に委託して、投稿する雑誌に適した英文になるように、校閲を繰り返し行った。 その結果、「The Journal of Strength & Conditioning Research」誌および「International Journal of Sport and Health Science」誌に論文を投稿することができた。前者においては研究誌としてのインパクトファクターも高く、また投稿内容が見合わないということでリジェクトの返答を受けた。この論文に関しては「BMC Sports Science, Medicine and Rehabilitation」に再投稿をしたが、これも先日リジェクトの返答が来た。しかし、多くのコメントをいただけたことから、データ分析や考察の内容及び論文表現について再度検討し、投稿を進めていく予定である。 後者のIJSHSでは論文としては受理されて現在査読の過程に入っており、今後も査読者とのやり取りを続けていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19による様々な行動制限があり、実験やデータの採取などにも遅れが出たことや、専門的な学会への参加が難しくなり、研究内容を公表することも難しかった。しかしながらそうした中で論文投稿につなげられたことは一定の成果といえる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、おそらく専門学会大会が参加されることが見込まれることから、これまでの研究成果を積極的に公表し、昨年度に引き続き論文投稿を進めて、成果物として完遂させたい。海外学術誌への投稿はリジェクトされることも多いので、できる限り素早く反応して、今年度内には論文としての掲載を達成したい。
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Causes of Carryover |
当該年度においては学会大会の中止や実験計画の遅滞により、研究全体として少し遅れたことがあり、支出も予定していたよりも少額となった。次年度においては国際誌への投稿なども検討していることから、これらの予算をすべて使用する予定である。
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