2021 Fiscal Year Research-status Report
Development of kayak sprint power evaluation device-Examination of the method of utilizing data in teaching-
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19K11536
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Research Institution | Fukui University of Technology |
Principal Investigator |
野口 雄慶 福井工業大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50610581)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | カヌースプリント / 漕パワー / パフォーマンス評価 / カヌーエルゴメーター |
Outline of Annual Research Achievements |
R2年度までに改良を重ねた測定器を用いて、R3年度は、キャッチからプル局面を反映するエルゴメーターのデータ処理方法の検討および処理されたデータに基づく評価結果を即時フィードバックできるシステムの構築を予定していた。装置を用いて、一部、200mを想定した40秒間のエルゴメーターでのパフォーマンス測定を実施し、データの処理方法を検討する準備を進めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、特に県外を中心に予定していた実験が年度当初から半年以上実施できなかったことから、解析や評価基準値の作成に必要なデータをそろえることができず、研究計画を再度見直し、1年間延長し、R4年度に研究を再度進めることとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、他府県で計画していた測定の中止が余儀なくされたことにより、課題達成に必要なデータの収集ができなかったため、課題の進捗に支障をきたす事態となった。
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Strategy for Future Research Activity |
R3年度で終了予定であったが、新型コロナウイルスの影響を受けて大幅に実験計画が滞ったため、R4年度に1年間の研究延長を申請し、引き続き研究を実施していく予定である。R4年度中も新型コロナウイルスの影響を受けることも十分に考えられるため、実験回数や被験者数も最小限に見直し、研究遂行を最優先に計画を進めるよう留意する予定である。
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Causes of Carryover |
当初予定していた実験が新型コロナウイルスの影響を受け実行できず、測定のために予定していた旅費や、収集したデータを元に解析システムを作成する費用が使用できなかったため、次年度使用額が発生した。 研究期間の1年延長を申請しており、承認されたのち、未実施であった測定のための旅費、システム開発のための費用等として使用する見込みである。
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