2020 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K11594
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Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
松浦 亮太 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (10551278)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 筋疲労 |
Outline of Annual Research Achievements |
人間が一定の大きさの筋力を持続的に維持した場合,やがてその維持はできなくなる。これを運動生理学では疲労困憊と呼ぶが,本研究の目的は筋力発揮の疲労 困憊が生じる原因を明らかにすることであり,そのために疲労困憊直後において発揮できる筋力に着目して検討を進めている。 今年度(2020年度)は,疲労困憊を引き起こす持続的な等尺性筋収縮の収縮強度を変え,その違いがその後の最大努力での筋力(最大筋力)に及ぼす影響を検討する予定であったが,新型コロナウィルス感染症予防の観点から対面で行う実験を実施できなかったため、報告できる新たな研究成果はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の蔓延を防ぐために、対面での実験実施を控えたため、当初計画していた実験が行えず、進捗がみられなかったから。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度も新型コロナウィルスの影響はあると考えられるが、感染予防の対策を十分に行ったもとで着実に実験を実施していきたい。おそらく2021年度で完結することは難しいので、2022年度への延長を申請する予定である。
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Causes of Carryover |
2020年度は新型コロナウィルス感染症予防の観点から実験を実施しなかったため、当該年度内に購入を予定していた実験機器ならびに分析ソフトなどを購入する必要性がなくなった。2021年度にはデータ取得や分析に必要な物品を購入する予定である。
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