2019 Fiscal Year Research-status Report
大腸癌Sarocopenia発症のエピゲノム機序解明と新たなバイオマーカーの開発
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19K11665
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
三枝 晋 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (10632383)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
問山 裕二 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (00422824)
奥川 喜永 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (30555545)
藤川 裕之 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (40616091)
楠 正人 三重大学, 医学系研究科, 寄附講座大学教員 (50192026)
三木 誓雄 三重大学, 医学系研究科, 客員教授 (50242962)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 大腸がん / 悪液質 / エピゲノム |
Outline of Annual Research Achievements |
大腸癌悪液質の腫瘍学的予後に与える影響が徐々に解明されつつあり、宿主側因子を標的としたあらたな治療法が再注目を浴びている現在、癌悪液質事態を標的としたあらたな診断マーカーや治療法の開発が、予後不良な進行性大腸癌症例の予後改善に大きく寄与する可能性が考慮される。本研究では、癌悪液質発症のとくに骨格筋量減少にかかわる血清中Oncogenic-miRNA群を同定し、新たな非侵襲的診断マーカーを確立し、癌悪液質の機序解明と治療法開発を目的とするTwo way approachを行い質の高いQuality of lifeを提供することを目的とする。これは学術的にも意義深く、あらたな治療戦略につながる可能性があり、早期患者から転移性大腸癌患者まで幅広い患者層への臨床的償却に直結した研究を遂行することを目標とする。 本年度は、研究計画に従い、臨床検体からのDNAやRNAの抽出を行い、その検体の一部を持ちて、試験的に文献から候補となり得そうな標的分子の解析を施行した。今後は、より多数検体を用いた解析を継続し、その臨床的意義を明らかにする予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床検体からのDNAやRNA抽出に時間を要したため
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、本年度の結果から得られた悪液質発症に関与する可能性のある分子に着目し、より多数検体を用いた解析を継続し、その臨床的意義を明らかにする予定である。
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Causes of Carryover |
研究計画にやや遅れが生じたため。今後は、本年度の結果から得られた悪液質発症に関与する可能性のある分子に着目し、より多数検体を用いた解析を継続し、その臨床的意義を明らかにする予定である。
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