2019 Fiscal Year Research-status Report
The study of intra-hepatic cell interation in the development of nonalcoholic fatty liver disease
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19K11737
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
岩崎 仁 筑波大学, 医学医療系, 講師 (20626874)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 嘉 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 准教授 (80361351)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | CREBH / 非アルコール性脂肪肝 / 肝がん |
Outline of Annual Research Achievements |
転写因子CREBHはヒトでの解析から異常なまでの高トリグリセライド血症を呈する患者でCREBH遺伝子変異が病態の原因である。我々はCREBH KOマウスでは食餌誘導性脂肪肝を異常なまでに悪化させ、マウスモデルでは難しいとされていたヒトの生活習慣病患者で見られる脂肪肝を原因とした肝がんを発症させられることを見出している。CREBHに着目したヒトの非アルコール性脂肪肝→肝がん発症の分子メカニズムを明らかにすることを目的としている。 CREBH遺伝子改変マウスはすでに肝臓特異的プロモーターに活性化型CREBHを繋ぎ過剰させたマウスおよび肝臓、小腸のそれぞれでCREBHを欠損するマウスを所有している。しかしながら、これらマウスだけでは本課題を進めるにあたり不十分である。そこで、本課題ではさらに小腸特異的発現プロモーターに活性型CREBHを繋ぎ過剰発現させるマウスを作製した。これらマウスでは時期特異的、組織特異的過剰発現させることができないため、Cre-LoxPシステムで活性型CREBHを過剰発現させられる(CREBH flox Tg)マウスを作製した。 肝臓特異的、小腸特異的Cre Tgマウスと交配し、組織特異的に過剰発現させられることを確認した。 また、薬剤誘導型で肝臓特異的にCreを発現するマウスは特定のラボでのみ使用し、供与してもらうのが難しい。そのため、我々独自にこのマウスを作製しており、マウスへ目的遺伝子を導入し、候補マウスの特定まで進んでいる。時期特異的小腸特異的Cre TgマウスはすでにJackson Labより導入し、CREBH flox KOマウスと交配を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
時間がかかるとともに、作成できるかが運に依るCRISPR/Cas9システムで目的マウスを得ることができている。 計画している実験手法の確立が順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
作製しているマウスを最終的な目的のマウスにまで交配を進めることでマウス解析、細胞解析を滞りなく進める。マウス、細胞でコントロールマウス、CREBH遺伝子改変マウスでの網羅的遺伝子発現解析を行い、病態形成に重要な経路の探索を行う。
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Causes of Carryover |
購入予定の物品が予定より安く購入できたため
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Research Products
(1 results)