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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Automatic Construction of Procedural Ontology and Its Application to Information Retrieval

Research Project

Project/Area Number 19K12101
Research InstitutionChuo University

Principal Investigator

難波 英嗣  中央大学, 理工学部, 教授 (50345378)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywordsフローチャート / 画像認識 / 情報抽出 / 特許
Outline of Annual Research Achievements

ある一連の動作に関する概念の集合を手順オントロジーと呼ぶ。新技術は典型的な手順と比べることで、はじめてその新規性を理解することができるため、典型的な手順に関する概念が記述されている手順オントロジーは、非常に重要な役割を果たすと考えられる。しかしながら、これまでにあらゆる技術分野を対象とした網羅的な手順オントロジーは構築されてこなかった。そこで、手順オントロジーの自動構築に関する研究を行っている。手順オントロジーを構築する際、特許要約と代表図面に着目した。これは、特許があらゆる技術分野をカバーしていることと、特許要約には手続きに関する発明を記述したものが存在するためである。本研究では、手順オントロジー構築の第一歩として、機械学習に基づく特許画像からのフローチャートの抽出と特許要約の構造解析手法について実験を行った。実験の結果、実験の結果、請求項の構造解析ではBERT(事前学習なし)手法によりF値0.817が得られた。また、フローチャート画像の検出では、DenseNet121を用いてファインチューニングしたモデルで精度0.9645を達成した。以上の結果から、提案手法の有効性を確認することができた。ここで、個々の特許には新規性があるため、ひとつの特許だけからこれらの情報を抽出しても、それが対訳辞書作成装置の典型的な手順になっているとは限らない。そこで、日本国特許に付与されている分類コードのひとつであるFタームに着目し、同一のFタームが付与されている複数の特許から手順情報を抽出、それらの共通項を自動検出し、閲覧できるシステムを構築した。

  • Research Products

    (3 results)

All 2022 2021

All Presentation (3 results) (of which Invited: 2 results)

  • [Presentation] 特許中の画像とテキストを用いた手順オントロジーの構築2022

    • Author(s)
      樊エイブン,福田悟志,難波英嗣
    • Organizer
      情報処理学会 第145回 情報基礎とアクセス技術研究発表会
  • [Presentation] 深層学習を用いたテキスト分析2022

    • Author(s)
      難波英嗣
    • Organizer
      SEA Forum in Mar. 2022, 第 2 回自然言語処理連続セミナー
    • Invited
  • [Presentation] テキストマイニングとAI2021

    • Author(s)
      難波英嗣
    • Organizer
      M2M・IoT研究会 第14回関西部会
    • Invited

URL: 

Published: 2022-12-28  

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