2022 Fiscal Year Research-status Report
特許審査プロセスを模倣した技術探索・創生モデルの基礎的検討
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19K12116
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Research Institution | Aichi Institute of Technology |
Principal Investigator |
野中 尋史 愛知工業大学, 経営学部, 准教授 (70544724)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 誠也 国立研究開発法人理化学研究所, 情報統合本部, 特別研究員 (20909139)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 特許解析 / 機械学習 / 自然言語処理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は特許情報からの技術語抽出に関する研究と類似性の判定に関する研究をメインで行った.BERTとSentenceBERTをベースに技術情報の抽出と類似性判定を行うモデルを開発した.技術分野の違いがパフォーマンスに影響を及ぼす点を確認したが,おおむねベースモデルとしては問題ないことも示した.成果は日本設備管理学会東海支部で発表を行い最優秀研究発表賞を受賞した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
技術情報の抽出など本課題において重要な情報抽出手法は確立できており,また学会発表の結果受賞するなどおおむね順調に研究は進捗している.
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Strategy for Future Research Activity |
抽出した技術語を特許スコアや類似性に基づいて置換をほどこし新しい技術を創生する手法の確立を目指す.具体的には特許に特化した言語モデルの開発,当該モデルをベースとして技術情報の抽出手法などの改良と置換モデルの確立を目指す.
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Causes of Carryover |
言語モデルの開発など当初予定していたコストがかかる開発を後回しにしてコストがほとんどかかわらない技術情報の抽出などの手法確立を優先したため.
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Research Products
(2 results)