2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of the Feedback System based on a Self-diagnosis for Cross-disciplinary PBL Exercise Classes
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19K12274
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Research Institution | Akita University of Art |
Principal Investigator |
野村 松信 秋田公立美術大学, 美術学部, 教授 (40279534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
須藤 秀紹 近畿大学, 情報学部, 教授 (90352525)
坂本 牧葉 北海道情報大学, 情報メディア学部, 講師 (20622848)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | PBL学習 / エンジニアデザイン教育 / ポートフォリオシステム |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,大規模なワークショップ開催が困難であると予想されたことから,メタバースやVR空間でのデータ収集を実施する予定であった.しかしながら,Covid-19の影響が後退し,対面でのワークショップの実施が可能になったことから,2つのワークショップを実施して評価データを収集した. 1つ目のワークショップは,2022年9月29日から10月1日の3日間,北海道室蘭市で予備実験として開催した.参加者を情報を専攻する学科と,デザインおよび美術工芸を専攻する学科から募り,10名の学生が参加した.異なる専門分野の学生との交流を通じた成長の自己評価データを収集した. 2つ目のワークショップは,2023年3月23日から3月31日の9日間,タイにおいて実施した.前半のプレワークショップはバンコクで,本ワークショップはナレスアン大学(ピサヌローク県)で実施した.タイおよび台湾からの学生も含め,26名の学生が参加し,1回目と同様に参加学生の自己評価データを収集した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定通りワークショップを実施してデータ収集ができたが,ワークショップ開催時期が年度終了直前となったことから,データ分析が間に合わなかった.また,定性的なフィードバックを行ったことから,フィードバックとその効果との関係性の分析が困難となり,進捗にやや遅れが生じている.
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間を1年延長したことから,前年度に収集したデータの分析を進める.また,定量的なフィードバック手法についても検討し,追加実験を行なってその効果を確認する.これまでの研究成果を取りまとめて発表する.
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Causes of Carryover |
PBL演習ワークショップを2022年度(2023年3月)にナレスアン大学(タイ・ピサヌローク県)で、実施したが、開催費用・海外渡航費用等は、当初の予算計画より少ない予算で実施出来た。2023年度内に研究打ち合わせや研究成果を国内での研究発表のための参加費・旅費等で使用する計画である。
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