2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the Feedback System based on a Self-diagnosis for Cross-disciplinary PBL Exercise Classes
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19K12274
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Research Institution | Akita University of Art |
Principal Investigator |
野村 松信 秋田公立美術大学, 美術学部, 教授 (40279534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
須藤 秀紹 近畿大学, 情報学部, 教授 (90352525)
坂本 牧葉 北海道情報大学, 情報メディア学部, 講師 (20622848)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | PBL学習 / エンジニアデザイン教育 / ポートフォリオシステム |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度はCovid-19感染拡大の影響によって予定していた実験を実施することができなかった.そこで実験デザインを深めるために,2つのサブプロジェクトを実施した.坂本は小児病棟内の壁面へのドローイングプロジェクトを実施して学生の学びを調査した.須藤は簡易的なVRシステムを利用した教育プログラムを開発し,学習効果を確認した.またワークショップ参加者の人間関係の変化を評価するツールを開発して効果を確認した. 2020年度はポートフォリオシステムの開発に着手し,(1)学習目的への気づきを促すインタフェース,(2)ルーブリックに基づく自己評価システムを開発した.そして個別学生のフィールド学習を想定したサンプルコンテンツを作成して評価実験を実施した. 2021年度は,VR空間や分身ロボットを利用した学習ワークショップの可能性について検討を行った.前者は,違法薬物についての学習を題材とし,他者の存在を意識させる学習プログラムを試作してその効果について検証した.後者は,グループ学習に分身ロボットを導入するためのしくみを考案し,その操作性を検証した.またPBL演習参加者同士の理解を深める活動(アイスブレイク)がチームワーク向上に一定の効果を及ぼすことを実験を行って確認した. 2022年度は,2回のワークショップを実施して評価データを収集した.1回目は,2022年9月29日から10月1日の間,北海道室蘭市で予備実験として開催した.10名の参加学生からデータを収集した.2回目は,2023年3月23日から3月31日の間,タイにおいて実施した.26名の参加学生からデータを収集した. 2023年度は,3度目のワークショップを実施してデータを収集した.そして得られたデータを分析することで,チームによる学習活動最適化のアルゴリズムを考案した.そしてコンピュータシミュレーションによってその効果を確認した.
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Remarks |
IEDC ( International Engineering Design Challenge) is an educational workshop for students. The participants can understand design thinking and improve group working skills.
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Research Products
(5 results)