2020 Fiscal Year Research-status Report
Dynamic research on sports tourism using high precision position information data
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19K12568
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Research Institution | Osaka University of Economics |
Principal Investigator |
相原 正道 大阪経済大学, 人間科学部, 教授 (10636096)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | メガスポーツイベント / ツーリズム / ネガティブデータ / デジタル動態調査 / ラグビーワールドカップ |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでのフィールド調査と文献調査において得た知見を基にして、単著論文として2本掲載した。一つは、ラグビーワールドカップ日本大会における観戦者について、「A Study of Sports Hospitality at the Rugby World Cup 2019 for a Tourism Experience Product: A Consideration from the Viewpoint of Eliminating Overtourism in Spectator Sports」(2020)(査読有)Journal of Sports Science,8(2),pp.33-40. 2つ目は、2020東京オリンピックレガシーについて「Legacy of beautiful for Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games」(2020)(査読有)International Academic Journal on Olympic Studies Vol. 4,pp.31-44.として論文を掲載した。ワールドカップ日本大会の論文においては、メガスポーツイベントにおけるスポーツツーリズムにおいて、スポーツホスピタリティを調査して論文にまとめている。東京オリンピック・パラリンピックの論文においては、日本におけるオリンピックレガシーとして、コンテクスト、コンセプトなどの観点から論文としてまとめている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2019年にラグビーワールドカップ大会花園ラグビー場(東大阪市)の観客のツーリズム状況を実査済みである。ラグビーワールドカップ2019大会における東大阪市花園ラグビー場開催試合(9月22・28日、10月3・10日)を対象として、①来訪者分析、②旅程分析、③立ち寄り分析、④宿泊地分析、⑤交通手段分析、⑥周遊分析から花園ラグビー場に訪れた観客属性及び行動特徴における調査結果をまとめていく。現在、論文を鋭意作成中。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度となる本年度は、ラグビーワールドカップ2019大会における東大阪市花園ラグビー場(以下、「花園ラグビー場」という。)開催試合(9月22・28日、10月3・10日)を対象として、①来訪者分析、②旅程分析、③立ち寄り分析、④宿泊地分析、⑤交通手段分析、⑥周遊分析から花園ラグビー場に訪れた観客属性及び行動特徴を研究結果としてまとめる。 その研究調査結果を、英文で論文を作成し、欧州におけるスポーツ科学学会で成果として研究発表していく。コロナ禍のため、学会そのものが中止またはオンラインにおける開催となる可能性がある。
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Remarks |
Teitle: Legacy of beautiful for Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Game
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Research Products
(3 results)