2021 Fiscal Year Research-status Report
民泊の生活体験型観光の規模と運営に関する研究-イタリア アルベルゴデフーゾを基に
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19K12586
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
渡邉 康 日本大学, 生産工学部, 教授 (00613803)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀井 靖子 日本大学, 生産工学部, 准教授 (50386083)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 集落再生 / 過疎地の再生 / 民泊 / アルベルゴ・ディフーゾ / 空家の改修 / 分散したホテル |
Outline of Annual Research Achievements |
イタリアの山間集落において、集落景観と村人の生活を存続させる目的で空家を民泊に改修するアルベルゴ・ディフーゾ(以降AD)という取り組みについて、そこで体験できる魅力は何なのか、集落規模やゲスト人数・運営方法・改修方法、との相関関係を明らかにすることにより、民泊によって地域の再生を目指している日本の観光のあり方への視点を示そうとしているが、当該年度もコロナ禍で海外調査には行けなかった。インターネット等でできることがないかも調べたが、民泊施設の状況はやはり現地に行かなければわからず、運営者も図面にすることができないことが多い。 そこで、当該年度では2019年までに調べたことをまとめ、日本建築学会論文集に投稿している。2022年4月に不採用になったので、再投稿を準備している状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当該年度もコロナ禍で海外調査を大学から禁止されていた。インターネット等でできることがないかも調べたが、民泊施設の状況はやはり現地に行かなければわからず、運営者も図面にすることができないことが多いことがわかった。 いつでも行けるように準備をしている。
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Strategy for Future Research Activity |
インターネット等でできる範囲で、民泊施設の状況をアンケートできる方法を探している。 また、日本の地方の集落再生を目的とした民泊も増えており、いくつかを準備調査している。 また、2019年までに調べたことをまとめ、日本建築学会論文集に投稿している。2022年4月に不採用になったので、再投稿を準備している状況である。
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Causes of Carryover |
理由 当該年度にコロナ禍により大学より海外渡航が禁止されたため、次年度の現地調査を計画しているため。 使用計画 イタリアの現地調査の渡航・宿泊費用、アンケートの翻訳・通信等の費用、および日本の現地調査の交通費・宿泊費として利用する計画である。
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