2021 Fiscal Year Research-status Report
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19K12600
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Research Institution | Hokuriku Gakuin Junior College |
Principal Investigator |
沢田 史子 北陸学院大学短期大学部, コミュニティ文化学科, 教授 (20456429)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 観光行動力 / 高齢者 / 歩数 / 観光動機 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、観光行動力を「旅行先で翌日に疲れを残さず観光を楽しむことが出来る活動力」と定義している。その観光行動力導出のために、17名の被験者を対象に兼六園で設定した3つのコースで観光ツアーを活動量計、心拍計を装着して実施した。ツアー前後に主観的な疲労度調査を行った。これらの主観的・客観的データについて、SPSSにより主成分分析を行い観光行動力(以下の4段階)を導出した。 A 90分、2キロのアップダウンあるツアーに問題なく参加できます。 B 60分、1.3キロの若干のアップダウンあるツアーに問題なく参加できます。 C 40分、700メートルのアップダウンなしのツアーに問題なく参加できます。 D 40分、700メートルのアップダウンなしのツアーに参加することに問題があります。 被験者に導出した観光行動力をツアー時の歩数、活動量、心拍数、主観的疲労度とともに報告し、自身の観光行動力を把握後の観光旅行への参加意向などについて、アンケート調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの影響により、被験者ツアーの実施が1年遅れてしまった。当初の世手では2021年度が最終年度であったが、1年延長申請を行い2022年度までに変更した。
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Strategy for Future Research Activity |
被験者アンケートの結果を分析し、自身の観光行動力を知ることが安心・安全に観光旅行に出掛けることに繋がるかを明らかにする。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の影響により、被験者ツアーの実施が遅れた。研究期間を当初の計画より1年延長した。このため、次年度使用額が生じた。次年度は最終年度となり、研究のまとめを行い、国内外での学会発表を予定している。
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Research Products
(4 results)