2021 Fiscal Year Research-status Report
家具の模倣品問題におけるデザイン的見地からの比較検証研究
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19K12657
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
多田羅 景太 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 助教 (00504250)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ジェネリック製品 / リプロダクト / 模倣品家具 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は2019年度から2021年度の3年間にわたって実施する計画である。3年目の2021年においては、1~2年目に作成した模倣品販売業者が取り扱うモデルのデータベースをもとに模倣品の購入し、研究を進める予定であったが、COVID-19の影響で模倣品の製造元である中国の工場から模倣品の国内販売業者への入荷が滞ったため、研究材料である模倣品が手に入りにくい状況であり、当初の予定に従って研究を進めることができていない。 またデンマークを含む国内外での現地調査についてもCOVID-19の影響で移動が困難な状況であるため延期となっており、実施できていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度に引き続き、COVID-19の影響で模倣品家具の主な生産地である中国での生産が滞っており、予定していた模倣品モデルを入手することが困難な状況である。調査対象を国内在庫モデルに切り替えて進めていく方法が考えられるが、対となる正規品の入手や借用が困難な場合は調査対象として加えることは難しい。また、延期していたデンマークでの現地調査についてもCOVID-19の影響で渡航が延期となり、実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19の影響による調査対象モデルの未入手や国内外での現地調査が実施できなかったことにより研究計画に大幅な遅れが生じている。当初の研究期間は2019年度から2021年度であったが、研究期間を2022年まで延長することで対応したい。 今後も社会の動向を注視し、現在の環境で実施できる可能な範囲での調査、研究を進めていく。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響で調査対象モデルを入手できなかったことや国内外での現地調査が実施できなかったため生じた余剰額である。今後の状況にもよるが、渡航可能となった時点で旅費として余剰額も含めて使用する予定である。
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