2022 Fiscal Year Research-status Report
家具の模倣品問題におけるデザイン的見地からの比較検証研究
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19K12657
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
多田羅 景太 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 助教 (00504250)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ジェネリック製品 / リプロダクト / 模倣品家具 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は2019年度から2021年度の3年間にわたって実施する計画であったが、COVID-19の影響もあり予定通り研究が進んでいないため、研究機関を2022年度に延長した。しかしながら2022年においても、COVID-19の影響で模倣品の製造元である中国の工場から模倣品の国内販売業者への入荷が滞ったため、研究材料である模倣品が手に入りにくい状況であり、当初の予定に従って研究を進めることができていない。 またデンマークを含む国内外での現地調査についてもCOVID-19の影響で移動が困難な状況であるため延期となっており、実施できていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度に引き続き、COVID-19の影響で模倣品家具の主な生産地である中国での生産が滞っており、予定していた模倣品モデルを入手することが困難な状況である。調査対象を国内在庫モデルに切り替えて進めていく方法が考えられるが、対となる正規品の入手や借用が困難な場合は調査対象として加えることは難しい。また、延期していたデンマークでの現地調査についてもCOVID-19の影響で渡航が延期となり、実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19の影響による調査対象モデルの未入手や国内外での現地調査が実施できなかったことにより研究計画に大幅な遅れが生じている。当初の研究期間であった2019年度から2021年度を2022年まで延長したが、研究を進捗させることができなかった。2023年度に入り、ようやく研究に必要な資料を手に入れることができる見込みであるため。これまでの遅れを取り戻すべく研究を進めていきたいと考える。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響で調査対象モデルを入手できなかったことや国内外での現地調査が実施できなかったため生じた余剰額である。 2023年度は申請時の計画に沿って研究を進め、それに伴う予算を使用していく計画である。
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