2021 Fiscal Year Research-status Report
Development and examination of journal metrics based on the diversity of authors' affiliation
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19K12695
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
池田 潤 筑波大学, 人文社会系, 教授 (60288850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
逸村 裕 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (50232418)
芳鐘 冬樹 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (30353428)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 学術誌 / 評価 / 指標 / 著者所属 / 多様性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は最終年度となるため、引き続き、研究代表者、学術情報流通と計量書誌学を専門とする分担者およびiMDの開発 に関わったURAが、国内外の学会や会議で招待講演、口頭発表、ポスター発表を行ない、研究課題に関連する論考を英文で出版した。さらに、長年の研究成果がR4年1月7日付けで「評価システム、評価方法及びプログラム」(特許第7004997号)として結実した。筑波大学人文社会系としては初の特許取得となる快挙だと言える。 今年度も、J-STAGEに収録されていない紙媒体の学術誌のiMDの算出を進め、算出されたiMDを分野別、言語別、国別、発行機関類型別、データベース別に集計したり、IFとの相関等を分析したりする予定であったが、コロナ禍が長引き、紙媒体の学術誌のiMDの算出が思うように進まなったため、昨年度の報告書に書いたとおり、一部の作業を外注した。具体的には、iMD算出ツールの開発を外注し、ウェブサイトれにデータを入力すれば、誰でも簡単にiMDが算出できるようにした。算出結果はサーバにログとして蓄積されるため、クラウドソーシングの手法で紙媒体の学術誌のiMDの算出を進められる体制を整えることができた。R4年度は上記のツールを活用してiMDの算出を進める。 コロナ禍の影響による研究期間の延長が認められたので、2年目のレヴューに代えて企画した総括シンポジウム(オンライン)は次年度に延期した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍が長引き、J-STAGEに収録されていない紙媒体の学術誌のiMDの算出が思うように進まなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
iMD算出ツールの開発を外注し、ウェブサイトにデータを入力すれば、誰でも簡単にiMDが算出できるようにした。算出結果はサーバにログとして蓄積されるため、クラウドソーシングの手法で紙媒体の学術誌のiMDの算出を進められる体制を年度内に整えることができた。
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Causes of Carryover |
コロナ禍が長引き、J-STAGEに収録されていない紙媒体の学術誌のiMDの算出が思うように進まなかったために次年度使用額が生じた。R4年度は前年度に開発したiMD算出ツールを活用してiMDの算出を進め、必要に応じてツールの改修を行う。また、状況が許せば、総括シンポジウムを対面で実施し、会場費、謝金、旅費等の必要経費を支出する。
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