2022 Fiscal Year Annual Research Report
術中ホログラフィーと視線提示機能を用いた腹腔鏡手術支援教育システムの開発
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19K12836
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| Research Institution | 医療法人社団あんしん会四谷メディカルキューブ(臨床研究管理部) |
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Principal Investigator |
北川 美智子 医療法人社団あんしん会四谷メディカルキューブ(臨床研究管理部), 外科・内視鏡外科, 医師 (50747384)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 真樹 帝京大学, 付置研究所, 教授 (70398733)
春田 英律 医療法人社団あんしん会四谷メディカルキューブ(臨床研究管理部), 外科・内視鏡外科, 医師 (20406143)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | Virtual Reality （VR) / Mixed Reality （MR) / 空間認識力 / 腹腔鏡下手術支援システム / 手術支援画像 / 手術の安全性 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
昨年までにVirtual Reality(VR）端末により術野空間に提示された臓器の立体画像が、術者の空間認識力を補強し腹腔鏡手術の安全性の向上に寄与するかどうかについて調べるため、VR端末使用下での腹腔鏡下胆嚢摘出術とVR端末を使用しない従来の手術との比較を行い、そのデータの解析を行った。
その結果、VR端末使用手術の安全性は従来手術に劣らないが有用性に関しては術者の経験値に左右される可能性があることが判明した。
この結果を昨年度は２０２２年２月に開催されたReduced port surgery forum にてweb発表し、論文としては英文雑誌Surgeryに投稿し、2021年11月にweb上で閲覧可能となった。
最終年度である今年度も得られた解析結果を広く知ってもらうため、2022年12月に開催された日本内視鏡外科学会での発表を行った。また、2021年11月にweb上で閲覧可能となった論文は、2022年4月号に紙面に掲載された。さらに、2023年8月に開催される第10回Reduced port surgery forum事務局より、web発表した第9回Reduced Port Surgery Forumの内容を対面で再度発表する事を依頼されたため、対面で研究結果を多くの人に発表する予定となっている。
最終年度では、様々な学会にてVRを用いた発表やAIを手術に応用した発表などを聞き、研究開始前はあまり行われていなかったVRの手術や外科教育への応用が、研究機関中に徐々に他の施設でも行われるようになってきていることを実感した。今回我々が行った研究結果をより多くの人に知ってもらい、今後の手術の安全性や外科教育の一助になれるよう研究終了後も努力していかなければならないと感じた。
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Research Products
(3 results)
