2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the educational program for health-related professions in easy creation of 3D printed assistive devices
Project/Area Number |
19K12893
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
近藤 知子 杏林大学, 保健学部, 教授 (90274084)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤田 有希 帝京科学大学, 医療科学部, 講師 (40747995)
硯川 潤 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 福祉機器開発部, 研究室長 (50571577)
原田 祐輔 杏林大学, 保健学部, 助教 (60611001)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 人間工学 / リハビリテーション科学・福祉工学 / 福祉用具・支援機器 / 健康・福祉工学 / 作業療法学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、医療従事者が、必要に応じ3Dプリント自助具の設計・製作が可能となるような教育プログラムを開発を目的とした。最終年度である今年度は下記の成果の発表を行った。 1. プログラム開発:2019年に開発した暫定的プログラムを、学生の理解状況に合わせて洗練し、より体系化た。プログラム前後でアンケート調査を行い、2つのプログラムのアンケート結果を比較した。この結果、後者のプログラムでは、難しいと感じたが理解が進んだという学生、より学びを深めたい学生が増えた。 2. 効果研究:開発した3D自助具作成入門プログラムを、作業療法を学ぶ112人に実施し、前後に行ったアンケートを用いて、プログラムの介入効果を確かめた。プログラムの内容は、3部構成講義、2部構成の実習から成り、90分の授業を2日間にわたって行うもので、比較的短時間に行えるものである。プログラム実施により、デジタルファブリケーションの基本的な知識、及び、3Dプリント自助具の製作に自信を持った学生の数は有意に増加し、介入効果が確かめられた(p < 0.05)。 3. プログラムの動画化:開発した180分のプログラムを動画化し(動画1ー①、動画1ー②、動画1ー③, 動画1ー④、動画2―①、動画2ー②、動画2ー③)を、オンラインプラットフォームに載せ、3Dプリント作成に興味がある人、特に作業療法養成校教員を含む医療・福祉専門職がアクセスできる様にした。また、英語版も作成し、国際的な視聴を可能にした。
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Remarks |
作業療法学生のための3D自助具プリント入門(2)ー①から③
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Research Products
(7 results)