2020 Fiscal Year Research-status Report
奈良県吉野郡川上村内所蔵資料の調査研究―奈良県南部の寺社ネットワークの解明―
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19K13075
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Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
横山 恵理 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (70781425)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 奈良県川上村 / 運川寺 / 寺社ネットワーク / 地域資料 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、奈良県吉野郡川上村の各機関に所蔵される資料の分析を中心に行うものである。川上村内所蔵資料は、多武峰神社や南法華寺(壺阪寺)等、奈良県南部の寺社圏を視野に入れて考察する必要があり、これら寺社圏を通しての制作背景や書写活動、人的資源の交流の実態を解明する。 本年度は、運川寺蔵『川上荘三十三霊場絵巻』のような新出資料紹介や蔵書の悉皆調査を実施する予定であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、調査を中断せざるを得なかった。村内所蔵資料については2寺社から調査許可を得ており、本年度中に調査予定であったが、新型コロナ感染拡大防止のため調査未着手である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
村内所蔵資料については2寺社から調査許可を得ており、本年度中に調査予定であったが、新型コロナ感染拡大防止のため調査未着手である。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ感染拡大防止のため、本年度予定していたすべての調査を中断せざるをえなかった。研究成果報告の前提となる調査が中断しているため、評価は「遅れている」のレベルと言える。新型コロナ感染の状況を踏まえつつ、今後も調査を進めるとともに、本年度の調査に基づき、奈良県南部の寺社ネットワークの分析を行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染拡大防止のため、今年度予定していたすべての調査を中断せざるをえなかった。助成金申請の前提となる調査研究が中断しているため、次年度使用額が生じた。今後の使用計画は、新型コロナ感染の状況を踏まえたうえで可能な範囲での調査、および、奈良県南部の寺社ネットワークの分析に必要な経費として使用する。
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