2021 Fiscal Year Research-status Report
Foreign Language Teacghing Research as a Civil Science: Using Experince Sampling and Mathematical Modeling
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19K13262
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
草薙 邦広 県立広島大学, 地域創生学部, 准教授 (60782620)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 市民科学 / オープンサイエンス / 数理モデリング / 経験サンプリング / 生態学的瞬間評価 / オンライン学習履歴 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,外国語教育研究における現在の方法論的主流である実験室ベースの研究(laboratory-based research)に対する代替法のひとつとして,市民科学(citizen science)としての外国語教育研究のあり方を,複数のモデル事例とともに社会に提案することである。 2021年度までにおいて,市民科学やオープンサイエンスに関する研究上の思想,およびメソドロジー上の利点に関する基礎的検討を終えた。当初計画上,本研究はモデル事例として大規模な経験サンプリング法による学習履歴データの時系列モデリングに取り組む予定であった。しかし新型コロナ感染症感染拡大に伴い,当初計画にて予定していた実施環境における学習形態が大幅に変更したため,それに応じて当初計画を変更し,オンライン上の学習履歴を使用した研究内容に変更した。このような研究計画の変更があったものの2021年度 までの時点において,LMS(Learning Management System)及び自作のデータ収集・生理プログラムを使用した学習履歴データを収集し,今後この分析成果について取りまとめ,発表する予定である。 同時並行して,書籍および学会等において,外国語教育研究におけるオープンサイエンス,市民科学の在り方に関する基礎研究及びアウトリーチ活動に従事し,特に外国語教育研究におけるエビデンスに関する議論との関連に関する文献調査を行い,広く研究者等からのフィードバックを得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症拡大に伴い,当初計画にて予定していたデータ取得環境及び,研究対象である学習行動自体にも変更が見られたため,当初計画の変更を起こった。変更後の計画に沿ってデータを取得し,分析を現在行っているが,研究成果の発表までを予定していた当初計画よりもやや遅れているという状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は既にデータ取得を終えたモデル事例に関するデータ分析とその成果発表に取り組む予定である。また,当該のデータに関するオープンアクセス化やデータベース化を行い,広く社会に対して研究成果をアウトリーチする予定である。
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Causes of Carryover |
当初予定していた研究計画に変更が生じ,データ取得時期が一年程度遅れが生じた状況であり,当初予定していた物品の購入,研究成果の発表に係る費用を執行する予定である。加えて、活動計画として本研究が取得したオープンデータの公開に係るサーバー及びプラットフォーム開発を行う予定である。
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Research Products
(8 results)