2022 Fiscal Year Research-status Report
Foreign Language Teacghing Research as a Civil Science: Using Experince Sampling and Mathematical Modeling
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19K13262
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
草薙 邦広 県立広島大学, 地域創生学部, 准教授 (60782620)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 市民科学 / オープンサイエンス / 数理モデリング / 経験サンプリング / 生態学的瞬間評価 / オンライン学習履歴 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,外国語教育研究における現在の方法論的主流である実験室ベースの研究(laboratory-based research)に対する代替法のひとつとして,市民科学(citizen science)としての外国語教育研究のあり方を,複数のモデル事例とともに社会に提案することである。 2022年度までの計画として,大規模な経験サンプリング法による学習履歴データの時系列モデリングに取り組む予定であった。しかし新型コロナ感染症感染拡大に伴い,当初計画にて予定していた実施環境における学習形態が大幅に変更したため,それに応じて当初計画を変更し,オンライン上の学習履歴を使用した研究内容に変更した。このような研究計画の変更があったものの2022年度計画として,LMS(Learning Management System)及びそれに対応したデータ収集・整理プログラムを使用した学習履歴データを収集し,今後この分析成果について取りまとめた。 これに並行して,学会等における講演および発表を通じて,経験サンプリング法およびその市民科学との連携についてアウトリーチ活動を行い,英語教育研究における経験サンプリング法の普及に努めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初計画を変更し,変更後の計画に沿ってデータを取得し,その分析作業を行っているが,当初計画よりも研究成果の公表などについて遅れが生じている状態である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後,取得データを主にXML形式による構造化データベース化と,その構造化データベースの規格策定に取り組む予定である。また,当該データのオープンアクセス化を行い,当初計画における目的を完遂する予定である。
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Causes of Carryover |
従来主たる支出として予定していたデータベース構築およびデータ整理に関する代行業務は,研究計画全体の遅れによって執行することができず,次年度の執行に延期することとした。2023年度内に使用額をこのデータベース構築およびデータ整理に関する作業のために執行する予定である。
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Research Products
(5 results)